バラエティ番組「餅の早食い」で窒息→意識戻らず…TV界“最悪の収録事故”で亡くなった韓国ベテラン声優、21周忌 | RBB TODAY

バラエティ番組「餅の早食い」で窒息→意識戻らず…TV界“最悪の収録事故”で亡くなった韓国ベテラン声優、21周忌

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バラエティ番組「餅の早食い」で窒息→意識戻らず…TV界“最悪の収録事故”で亡くなった韓国ベテラン声優、21周忌
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韓国テレビ業界“史上最悪の収録事故”に巻き込まれた声優チャン・ジョンジンさんがこの世を去って21年が経った。

チャン・ジョンジンさんは2004年10月11日、ソウル陽川区(ヤンチョング)の梨花(イファ)女子大学附属木洞(モクドン)病院でこの世を去った。51歳だった。当時、死因は「気道閉塞による低酸素性脳梗塞」と伝えられた。

チャン・ジョンジンさんは同年9月13日19時頃、KBS 2TVのバラエティ番組『日曜日は101%』(原題)の収録中、とあるゲームコーナーで韓国の伝統的な餅である「ソンピョン」を急いで食べた際に喉を詰まらせて窒息。即座に梨花女子大学附属木洞病院へ搬送され、同日21時には集中治療室に収容された。しかしその後、呼吸困難による酸素不足で脳に大きなダメージを負い、約1カ月後に息を引き取った。

この死亡事件を受け、『日曜日は101%』は2004年10月31日放送回を最後に番組が打ち切りとなった。KBSは同年の「KBSラジオ演技大賞」でチャン・ジョンジンさんを功労賞として表彰したが、この事故は発生から20年以上が経過した今も、韓国テレビ業界における“史上最悪の収録事故”の一つとされている。

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(写真=スポーツソウル日本版編集部)

1953年1月24日生まれのチャン・ジョンジンさんは、1977年に民放テレビ局TBC(東洋放送)の第4期公開採用声優としてデビュー。1980年に当時の全斗煥政権による言論統廃合でTBCが閉局となった後は、地上波テレビ局KBSの第15期に分類されて活動を続けた。

主な出演作として、『名探偵コナン』の毛利小五郎役、『ONE PIECE』のジュラキュール・ミホーク役、『太陽の勇者ファイバード』の佐津田刑事役、『パワーパフガールズ』のナレーション、宇宙海賊キャプテンハーロックのファントム・F・ハーロック二世役などのアニメで声優を務めていた。

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《スポーツソウル日本版》

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