今年で3件、カンボジアで相次ぐ“韓国人失踪”…BIGBANG脱退メンバーと詐欺グループの噂が波紋 | RBB TODAY

今年で3件、カンボジアで相次ぐ“韓国人失踪”…BIGBANG脱退メンバーと詐欺グループの噂が波紋

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今年で3件、カンボジアで相次ぐ“韓国人失踪”…BIGBANG脱退メンバーと詐欺グループの噂が波紋
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カンボジアで韓国人の行方不明事案が相次ぐなか、元BIGBANGメンバーのV.I(スンリ)が現地の“詐欺拠点”と結びつけられる疑惑が浮上し、注目を集めている。

10月14日、仁川(インチョン)警察庁は「カンボジアに出国した家族と連絡が取れない」という趣旨の通報を4件受理したと発表した。内訳は昨年が1件、今年が3件で、いずれも男性(20代2人、40代2人)だという。

失踪者らは「お金を稼ぐためにカンボジアへ行く」「中国に行く前にカンボジアを経由する必要がある」と話したのを最後に、消息を絶ったとされる。現時点で拉致や暴行の被害は確認されておらず、家族に身代金を要求する連絡もない。当局は外交部(日本の外務省に相当)を通じて所在確認を要請し、捜査を続けている。

そうした状況のなか、ネット上ではV.Iと“詐欺拠点”の関連を示唆する噂が拡散。発端は2024年に投稿されたV.Iの映像で、彼が「Prince Brewing(プリンス・ブルーイング)」というロゴの前で、マイクを握る姿が映っている。背景には「Prince Holdings」のロゴと似た模様が確認でき、一部のユーザーからは「系列のイベントに参加していたのではないか」との指摘が出ている。

V.I
(写真提供=OSEN)V.I

韓国メディアによると、こうした失踪事件の背景には、カンボジアで急増する海外就職詐欺や偽求人を利用した人身取引の存在があるとみられている。SNSやメッセージアプリで「高収入の仕事がある」と誘われ、入国後に監禁・暴行・強制労働を強いられるケースが相次いでおり、被害者が拘束されていた“詐欺拠点(詐欺団地)”は犯罪ネットワークの温床とされている。韓国政府や捜査機関も一部地域を危険区域に指定し、渡航者に注意を呼びかけている。

今回V.Iの件で問題視されているプリンス・ホールディングス・グループも、近年“詐欺団地”と呼ばれる犯罪拠点の開発・運営主体の一つとして名前が挙がっている。ただし、現時点でV.I本人と同グループの直接的な関係を示す確証はなく、カンボジアの現地メディアや同社の公式発表にもV.Iを関連づける報道は確認されていない。また「Prince Brewing」自体は、現地でクラフトビール醸造所や飲食店として運営されているという。

韓国社会では、カンボジアでの失踪や詐欺犯罪が連日報じられ、現地の“闇経済”と韓国人との接点に関心が高まっている。V.Iをめぐる疑惑は未確定だが、失踪者の増加と東南アジアに広がる犯罪ネットワークへの不安が、こうした噂の背景にあるとみられる。

◇V.I プロフィール

1990年12月12日生まれ、本名イ・スンヒョン。韓国では「スンリ」の活動名で知られる。2006年8月、BIGBANGの“末っ子”としてデビュー。数多くのヒット曲で、K-POPの最前線を駆け抜けた。またバラエティ番組にも出演してタレントとしても人気を博し、様々な事業まで展開した。しかし2018~2019年に韓国社会を震撼させた“バーニングサン事件”の中心人物とされ、2019年3月に芸能界からの引退を宣言。性売買斡旋や横領、海外遠征賭博などの容疑で2022年5月、懲役1年6カ月の実刑が確定した。2023年2月に出所している。

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《スポーツソウル日本版》

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