女性さらって性的配信させる事件も…深刻化する韓国人のカンボジア被害、金銭面でも甚大な損失 | RBB TODAY

女性さらって性的配信させる事件も…深刻化する韓国人のカンボジア被害、金銭面でも甚大な損失

エンタメ 韓国・芸能
注目記事
女性さらって性的配信させる事件も…深刻化する韓国人のカンボジア被害、金銭面でも甚大な損失
女性さらって性的配信させる事件も…深刻化する韓国人のカンボジア被害、金銭面でも甚大な損失 全 1 枚
/
拡大写真

韓国人が巻き込まれるカンボジア関連犯罪の深刻さが、金銭面でも浮き彫りになった。

韓国野党「祖国革新党」のチャ・ギュグン議員は10月23日、「関税庁から受け取った資料によると、過去10年間に摘発されたカンボジア関連の違法外国為替取引は計20件で、取引総額は226億ウォン(約24億円)に上る」と明らかにした。

年度別にみると、2016年4件(約1000万円)、2017年1件(約5000万円)、2018年3件(約1000万円)、2019年3件(約8億3000万円)、2020年1件(約1000万円)、2021年1件(約4000万円)、2022年1件(約12億7000万円)、2023年3件(約1000万円)、2024年3件(約3000万円)となっており、2025年は8月時点で摘発例は確認されていない。

取引形態別では、「現金などの携帯による持ち出し・持ち込み」が18件、「ファンチギ(非公式の両替・送金)」によるものが2件だった。携帯による持ち出しは、カンボジアへの出国時に米ドルを荷物に隠して申告せずに密輸出しようとして摘発されるケースが多い。一方、ファンチギは、韓国内でカンボジアへの資金送金を希望する依頼人から国内の専用口座で送金を受け、カンボジア側で同額を依頼人指定の受取人に渡すという手口だ。

チャ・ギュグン
(写真=チャ・ギュグン議員Facebook)

チャ議員室が関税庁に対し、カンボジアで問題化しているボイスフィッシングやロマンス詐欺などの犯罪と違法外為取引との関連性について質問したところ、関税庁は「犯罪関連資金が違法な外為取引を通じて海外に流出する可能性を厳重に認識している」と回答。また、「仮想資産を媒介とした資金隠匿や国外不法移転の可能性も高いと判断し、『海外ボイスフィッシング犯対策官民合同タスクフォース(TF)』に参加している」と明らかにした。

チャ議員は「2016年に4件発生して以降、2021年には1件に減少したが、2023年・2024年にはそれぞれ3件ずつ発生し、再び増加傾向にある」と指摘。「韓国政府は、近年カンボジアで拡大しているボイスフィッシングやロマンス詐欺などと関連した違法外為取引がないか、取締りを一層強化すべきだ」と強調した。

カンボジアでは近年、「高収入の仕事」を名目に韓国人を誘拐する犯罪が急増。最近では、現役俳優が女性を誘い出して現地の犯罪組織に引き渡し、性的な動画配信で収益を得る仲介役として関与したとの報道もあり、事態の深刻さは増すばかりだ。

【画像】元BIGBANGがカンボジア犯罪集団と関係か、疑惑の動画

【写真】“スケスケ胸元強調”投稿で人気のインフルエンサー、カンボジアで不可解な死

元BIGBANG・V.Iとも関係?カンボジア犯罪集団にアメリカ・イギリスが制裁発表

《スポーツソウル日本版》

【注目記事】
【注目の記事】[PR]

この記事の写真

/