2PMのジュノがドラマ『テプン商事』で新境地を開いた。
ジュノはNetflixでも配信中のドラマ『テプン商事』(tvN)で、ある日突然貿易会社の社長になってしまったカン・テプンを演じ、青春の喜怒哀楽を咲かせながら連日好評を得ている。
劇中、ジュノは波乱万丈な青春の成長期を立体的に描き出し、世代を問わず共感を引き出した。新人の商社マンらしいぎこちない姿を見せながらも、肝心な瞬間には爽快感を与え、ユーモラスな笑いと深みのある余韻を同時に伝え、物語への没入度を高めている。
特にジュノは、倒れてもすぐに意志を固めて立ち上がる熱血漢の姿を説得力ある演技で表現し、視聴者から熱い応援を集めている。試練が続くなかでも粘り強く耐えながら次のステップへ進む独特の感覚と気迫をリアルに描写し、「キャラクター完全消化」を証明中だ。

さらにジュノの濃密な感情表現がストーリーをより強固にしている。強い人物に見えたテプンの内面には、父を失った悲しみ、会社を守らなければならないという責任感、それに伴う重圧と恐れなど多様な感情が共存しており、ジュノはこれを繊細に表現しながら作品に厚みを加えている。
作品ごとに異なる顔を見せ、強烈な変身を披露してきたジュノは、今回の『テプン商事』でも限界のない演技スペクトルを証明し、話題を集めている。羽ばたき続ける新人社長として希望のエネルギーを届けている彼が、視聴者の熱い声援の中で今後どのような活躍を見せるのか注目される。

なお、『テプン商事』は第1話で視聴率5.9%(ニールセンコリア)を記録し、最新話である第6話では8.9%としている。ジュノは視聴率15%を超えた際の公約として「地下鉄で花を配る」と約束した。
◇ジュノ プロフィール
1990年1月25日生まれ、本名イ・ジュノ。2008年9月にボーイズグループ「2PM」のメンバーとしてデビューした。2013年の映画『監視者たち』から俳優業に進出。ドラマ『記憶~愛する人へ~』『キム課長とソ理事~Bravo! Your life~』『ただ愛する仲』などに出演。除隊後のドラマ復帰作となった2021年『赤い袖先』で朝鮮王朝の王を熱演し、「2021 MBC演技大賞」でミニシリーズ部門男子最優秀演技賞とベストカップル賞の2冠に。2023年のドラマ『キング・ザ・ランド』のヒットで、俳優としての地位を不動のものとした。


