福地桃子、奥能登の“災害FMのラジオパーソナリティー”を熱演!NHK連続ドラマ『ラジオスター』2026年春放送決定 | RBB TODAY

福地桃子、奥能登の“災害FMのラジオパーソナリティー”を熱演!NHK連続ドラマ『ラジオスター』2026年春放送決定

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 31日、NHK大阪放送局は連続ドラマ『ラジオスター』の制作開始を発表。同作は2026年春に放送予定しており、2025年10月から石川県及び関西近郊で撮影が行われている。

『ラジオスター』(C)NHK

 主人公・柊カナデ(福地桃子)は、恋人の故郷・能登へ旅行中に地震に遭う。そのとき、避難所で松本功介(甲本雅裕)が温かく世話をしてくれた。恩に報いたいと、再び能登を訪れたカナデ。そこで松本から頼まれたのは、災害FMのラジオパーソナリティーだった。松本の思いに巻き込まれ、主婦の小野さくら(常盤貴子)、消防士の西川、お調子者の青年・多田が参加。それを冷ややかに見つめる、銭湯で働くリクト。松本は言う。「下手でいい。でもリスナーを笑わせてください」目指すは平日お昼の生放送番組!なぜラジオなのか、なぜ「笑い」なのか、分からないまま企画を考え、出演ゲストを探し、奮闘するカナデたち。本音のトークが笑いを呼び、みんなの心を揺さぶっていく。やがて、ラジオメンバーたちもマイクを前に、胸に秘めた思いを語り出す。

 主人公の柊カナデを演じる福地桃子はドラマ初主演となる。 福地は「姿や形は見えなくても、声で心をつなぐことができる。ラジオを通して町のぬくもりを感じ、お互いをあたため合える、そんな時間を信じて真摯に向き合いたいと思っています」とコメントした。

甲本雅裕

 ラジオ開局の発起人・松本功介役には甲本雅裕が出演する。 甲本は「笑うって一人じゃ難しい、だから皆で協力してつくる。そうやって生まれた笑いを、他の誰かに届ける事で、また笑いが生まれる」と作品への思いを語った。

常盤貴子

 おしゃべり好きなみんなのお姉さん的存在の小野さくら役には常盤貴子が出演。 常盤は「連続テレビ小説『まれ』の撮影で初めて訪れた能登半島。あの透き通った海、新鮮な食べ物、なにより、彼の地に住まう『能登はやさしや土までも』な皆さんの笑顔に出会えたことは、私の人生を豊かにしてくれました」とコメントした。

 脚本は小寺和久が担当。 小寺は「このドラマは架空の町を舞台にしたフィクションですが、能登で出会った人たちの声や記憶をもとにしています。誰かの痛みや悲しみを消費せず、希望だけを飾りもしない——逃げずに書き切ろうと決めました」と制作への思いを明かした。

 音楽は田渕夏海が担当する。 田渕は「生きていくうえで必ずしも必要ではない、娯楽でもあるラジオを被災地でやる意味を、個性豊かな登場人物たちの姿から教わっているような気持ちになりました」と語った。

 企画・演出は一木正恵が手がける。 一木は「エンターテインメントで今の能登を描くこと。これが『ラジオスター』の核心です。スタッフ・キャスト一丸となって挑戦するのは、悲しみや苦悩をことさらに抽出することではなくワクワクしてもらうこと、その先にある人の心の深淵にドキドキしてもらうこと」と意気込みを示した。 プロデューサーの松木健祐は「『このラジオで、僕たちは町の輝くスターになるんです』劇中にある好きなセリフの1つです。どんな境遇に立っていても、あなたの人生はあなたが主役であり、きっと輝くんです、そう背中を押してもらえる気がします」とメッセージを送った。




《アルファ村上》

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