i-dleのメンバー、ミヨンが「愛の二面性」をテーマにした新作でソロカムバックする。
ミヨンは11月3日に2ndミニアルバム『MY, Lover』を発売し、本格的なソロ活動を始動する。2022年の初ソロミニアルバム『MY』以来、約3年6カ月ぶりの新作となる本作には、タイトル曲『Say My Name』や先行公開曲『Reno(Feat. Colde)』など全7曲が収録されている。
ミヨンは先に発表された『Reno(Feat. Colde)』で大胆な変身を見せた。愛が執着へと変わり、破滅へと向かっていく過程を描き、これまでの清らかで美しいメロディ中心の楽曲とは一線を画したサウンドを披露。特にナレーションが入ったイントロから始まり、次第に感情が高まっていく構成で、ソロアーティストとしての成長を印象づけた。

ミュージックビデオでは俳優チャ・ウミンと共演し、まるでノワール映画のような劇的な映像演出を見せた。トランクからのぞく手をハンマーで叩きつけるシーンや、無表情のまま切り落とされた手を持ち上げる場面、棺を抱きしめる姿などを通して、不気味で緊張感のある雰囲気を作り出した。また、純粋な笑みと冷たい無表情を行き来する演技で、映像への没入感を一層高めた。
公開を控えた『Say My Name』のミュージックビデオ・ティーザーでは、ミヨンの新たな感性が垣間見える。孤独と切なさを帯びた表情の後、部屋の中でひとり踊る印象的な演出が視線を引いた。音源スニペットで一部公開された楽曲は、繊細なピアノの旋律とリズミカルなビート、そしてミヨンの力強い歌声が融合し、秋の情緒を刺激するサウンドに仕上がっている。

ミヨンは、強烈で実験的な『Reno(Feat. Colde)』に続き、より感性的な『Say My Name』を通して、愛の温度差と感情の振れ幅を表現する。アルバムに収録されたほかの楽曲でも、“愛”というテーマの中でミヨンならではの音楽的世界を展開。デビュー時から築いてきた音楽的世界観を基盤に、今回の新作でジャンルの枠を超えた「愛の物語」を描き出していく。
◇ミヨン プロフィール
1997年1月31日生まれ。本名チョ・ミヨン。韓国の5人組女性アイドルグループi-dle(前(G)I-DLE)の一員として、2018年5月2日にミニアルバム『I am』でデビュー。圧倒的な歌唱力と優れたルックスで人気を博している。2018年にCUBEエンターテインメントに入社したが、もともとはYGエンターテインメントに所属しており、BLACKPINKメンバー候補の1人だった。


