10月30日、現在放送中の大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(NHK総合)が、およそ1年半にわたる撮影を終了した。

主要キャストが勢ぞろいの中、にぎやかなクランクアップとなった。昨年5月に関東近郊で収録が始まり、6月に京都で主演の横浜流星がクランクインした。
主人公・蔦屋重三郎を演じきった横浜流星は「みなさま、本当に約一年半『おつかれ山』でした。約一年半、べらぼうに捧げ、蔦屋重三郎として生ききれたことが自分にとっては財産になりましたし、一生に一度しかないこの機会をいただけたこと、そしてみなさまと出会い、作品を共につくれたことを心から感謝しています」とコメントした。
制作統括の藤並英樹チーフ・プロデューサーは「クランクインからおよそ1年半、"蔦重"の人生を無事走り切ることができました。『江戸の時代を生きる』という覚悟で、蔦重を演じた横浜流星さんはじめ、出演者やスタッフ、関係者一同の力を結集して、この物語を最後まで紡いでいくことができました。脚本の森下佳子さんが描く『写楽』とは?蔦重の"仕掛け"とは?視聴者の皆さんには最後までお楽しみいただければと思います。応援いただき『ありがた山!』でございます」と語っている。
全48回となる同作の最終回は12月14日、15分拡大版の放送を予定している。





