3度目の飲酒運転、さらには飲酒測定拒否および逃走の疑いで物議を醸した韓国の人気大食いユーチューバーが遅れて謝罪文を発表したが、多くの批判にさらされている。
ユーチューバーのサンヘギ(本名クォン・サンヒョク)は最近、自身のYouTubeチャンネルに「こんにちは、サンヘギです。長い間、何もお伝えできず本当に申し訳ありません」と書き出した短い謝罪文を掲載した。
そして、「この間、罪悪感と恐怖、そして自分を信じてくださった方々を失望させたという思いから、どんな話を切り出せば良いか、簡単に決めることができませんでした」と沈黙した理由を説明すると、「多くの時間を一人で過ごし、自分自身を深く見つめ直しました。自分の行動がどれほど間違っていたか、そしてどれほど多くの方々を傷つけたか、毎日反省しながら過ごしています」と改めて謝罪の意を示す。
最後に、「私を大切にしてくださった方々、待ってくださった方々すべてに心よりお詫び申し上げます。申し訳ございません。そして本当にありがとうございました」と伝えていた。

サンヘギは今年9月23日、ソウル江南(カンナム)で飲酒運転をした際に警察に摘発され、飲酒測定の要求を受けたが、これを拒否し逃走を試みて現行犯逮捕された。
問題は、これがサンヘギにとって初めての飲酒運転ではないという点だ。彼はすでに2020年、2021年と過去に2回、飲酒運転で処罰されていたことが明らかになり、衝撃を与えている。
まず、2020年6月26日に飲酒運転の容疑で大邱(テグ)地裁から罰金200万ウォン(日本円=約20万円)の略式命令を受けた。そのわずか1年後の2021年5月19日には、ソウル江南区カロスキル付近から麻浦区新水洞(マポグ・シンスドン)までの約12kmを飲酒運転した疑いで再び摘発された。当時の血中アルコール濃度は0.091%で、免許取り消し基準に相当した。
2度目の飲酒運転に対して、ソウル西部地裁は2022年8月25日に罰金1000万ウォン(約100万円)を言い渡している。にもかかわらず、サンヘギは3年後に再び飲酒運転を犯し、批判を集めていた。

サンヘギは1991年11月9日生まれの33歳。2018年に動画配信サイト「AfreecaTV」のBJ(放送主)として活動を始めると、2019年からユーチューブに進出し、人気ユーチューバーへと成長した。またフライドポテトブランドを立ち上げ、全国に約30店舗を展開する事業家としても活動していた。
ただ、2020年にはユーチューブにおける裏広告(ステルスマーケティング)問題で物議を醸し、ここでも謝罪文を発表したことがある。
■【写真】2025年だけでこんなに?飲酒運転を犯した韓国芸能人


