5日、「現代用語の基礎知識選 2025T&D保険グループ新語・流行語大賞」のノミネート30語が発表された。このラインナップに対し、インターネット上では「知らない言葉が多すぎる」「なぜこれが?」といった疑問の声が上がっている。
2025年のノミネート語は、世相を色濃く反映したものとなった。コメ価格の高騰を受けて政府が放出した備蓄米を指す「古古古米」や、全国で深刻な被害が相次いだ「クマ被害」、長引く「物価高」といった社会問題・時事ネタが並んだ。
SNSや若者世代を中心に流行した言葉も多数候補入りした。メンフクロウのヒナが走る姿に擬音をつけた「エッホエッホ」、人気の楽曲から広まった「ビジュイイじゃん」、ZARAとのコラボでも話題となったアートトイ「ラブブ」、大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」などがその代表例だ。
今回のノミネート語に関しては、「エッホエッホはXでもさんざん見たから流石に解る」「ミャクミャクは…やっぱ入ってきたか」といった納得の声や、「ほぼみんなが知ってる時事ネタばかりなの素晴らしい! これぞ流行語大賞って感じ」「妙にしっくり来る」など、時事ネタの選出を評価する声も上がっている。
一方、米OpenAIが開発した「ChatGPT」の愛称とされる「チャッピー」については「普通に初耳でびっくりした」という声が上がっていた。また「エッホエッホ」や「ラブブ」といった言葉は、確かに流行したものの「すでにオワコン(流行のピークが過ぎた)な気がする」という意見も見られた。「このあたりがいつ流行った言葉なのか全然知らない」といった困惑の声や、「ミャクミャクもっと高い気がする ラブブもっと低い気がする」「流行語大賞そろそろいらない」「ラブブって何?」など、流行の実感とのズレを指摘するコメントも散見された。




