ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が今季も再びシルバースラッガー賞に輝いた。日本人単独最多となる快挙には、『スポーツソウル』も「イチローを超えた最高の打者!オオタニ、シルバースラッガー受賞個人通算4回目の栄誉」と題して賛辞を送っている。
MLB機構は11月7日(日本時間)、2025年シーズンのシルバースラッガー賞受賞者を発表し、大谷がナ・リーグ指名打者部門で選出された。シルバースラッガー賞はア・リーグおよびナ・リーグそれぞれ各ポジション最高の打者に贈られる賞だ。
大谷はロサンゼルス・エンゼルス時代の2021年、2023年、そしてドジャース加入初年度の2024年に続き通算4回目の受賞となった。
今季は158試合に出場して打率0.282、55本塁打、102打点、146得点、20盗塁、OPS(出塁率+長打率)1.014を記録。本塁打数は自己最多を更新し、ナ・リーグ本塁打ランキングで2位に入った。

ナ・リーグ指名打者部の候補にはフィラデルフィア・フィリーズの本塁打王カイル・シュワバー、ミルウォーキー・ブルワーズのクリスチャン・イエリッチもいたが、最終的には大谷が選ばれた。
また、大谷はシルバースラッガー賞受賞3回(2001年、2007年、2009年)のイチロー氏を上回り、日本人選手のシルバースラッガー賞受賞者トップに躍り出た。
なお、2023年から新設された最優秀オフェンシブ・チームには、2年連続ワールドシリーズ制覇を果たしたドジャースが選ばれている。


