強制わいせつ疑惑の『イカゲーム』大御所俳優(81)、二審で一転無罪 被害女性の「記憶が歪曲された可能性」 | RBB TODAY

強制わいせつ疑惑の『イカゲーム』大御所俳優(81)、二審で一転無罪 被害女性の「記憶が歪曲された可能性」

エンタメ 韓国・芸能
注目記事
強制わいせつ疑惑の『イカゲーム』大御所俳優(81)、二審で一転無罪 被害女性の「記憶が歪曲された可能性」
強制わいせつ疑惑の『イカゲーム』大御所俳優(81)、二審で一転無罪 被害女性の「記憶が歪曲された可能性」 全 1 枚
/
拡大写真

Netflixオリジナルシリーズ『イカゲーム』シーズン1で「001番の老人」を演じた大御所俳優オ・ヨンス(81)が、強制わいせつの疑いで裁判にかけられていた件で、控訴審において無罪判決を受けた。

11月11日午後、水原(スウォン)地裁・第6-1刑事部(控訴審)は、強制わいせつの疑いで起訴されたオ・ヨンスに対する控訴審の判決期日で原審判決を破棄した。オ・ヨンスは1審で懲役8カ月、執行猶予2年が言い渡されていた。

裁判所は「被害者は被告人から“抱きしめてみよう”と言われ、やむを得ずに同意した。だが。抱擁そのものについては被害者の同意があったこと、また抱擁の強度が明確でないことを踏まえると、抱擁の強度だけをもって強制わいせつと認めることはできない」と判断した。

一方で、「被害者が事件発生から約6か月が過ぎて性暴力相談所で相談を受け、親しい同僚ら数人に事実を伝えた点、また被告人が被害者の謝罪要求に対して実際に謝罪した点などを考えると、被告人が公訴事実の通り、強制わいせつをしたのではないかという疑念は残る」としつつも、「時間経過により被害者の記憶が歪曲された可能性があり、公訴事実に記載の通り被告人が強制わいせつをしたのか疑わしいときは、被告人の利益に従わなければならない」と無罪の理由を説明した。

オ・ヨンス
(写真提供=OSEN)オ・ヨンス

去る2022年11月、オ・ヨンスは2017年7月から9月にかけて、20代女性A氏に対して不適切な身体接触をした疑いが報じられた。当初、警察はA氏から告訴状を受け付けた際に不送致の決定を下していたが、A氏の異議申請によって水原地検・城南市庁がオ・ヨンスの疑惑を再捜査。併せて検察は、2022年10月にオ・ヨンスを呼び出して調査も実施した。

これに対し、オ・ヨンスはとある韓国メディアを通じて一貫して強制わいせつの疑いを否認してきた。A氏とは湖畔を歩きながら道案内をするために手を握っただけで、強制わいせつではないと主張。A氏に謝罪したことについても、疑惑を認めたための行動ではなかったとして、強制わいせつを強く否定した。

ただ、検察はA氏の主張を裏付ける証拠が確保されたと判断し、オ・ヨンス相手に裁判を提起。結局、昨年2月の1審判決でオ・ヨンスに懲役8カ月、執行猶予2年が言い渡されたが、これに検察側とオ・ヨンス側が控訴状を提出していた。

オ・ヨンスは1944年10月19日生まれの81歳。1968年の俳優デビュー後はドラマや映画、演劇など数多くの作品に出演した。

特に、2021年に公開されたNetflixオリジナルシリーズ『イカゲーム』では「001番の老人」オ・イルナム役で出演。『イカゲーム』が空前のヒット作になるとオ・ヨンスも全世界的な関心を受け、2022年1月の米ゴールデングローブ授賞式では、韓国俳優として初めてテレビ部門の助演男優賞を受賞する快挙も成し遂げた。

(記事提供=OSEN)

【写真】『イカゲーム』女優、ベッド上でアンダーウェア姿の妖艶ポーズ

【写真】細すぎてずり落ちる…『イカゲーム』女優の“激ヤセ姿”に心配の声

【写真】『イカゲーム』俳優、パロディAVのパッケージ誤投稿で大恥

《スポーツソウル日本版》

【注目記事】
【注目の記事】[PR]

この記事の写真

/