今年だけでもう3回目だ。人気男性グループBTSのメンバー、JUNG KOOKが再び自宅侵入被害に遭った。
ソウル龍山(ヨンサン)警察署は11月19日、50代の日本人女性A氏を住居侵入未遂の容疑で立件前調査(内偵捜査)していると明らかにした。
A氏は今月12日から14日の間、JUNG KOOKの自宅玄関のロック装置を複数回押した疑いがある。通報は14日に受理されたが、A氏が帰国したかどうかは確認されていない。
警察はまず被害者への聴取を通じて、事実関係の把握を進める方針だ。
約2カ月に1回…JUNG KOOK苦しめる蛮行の数々
JUNG KOOKの自宅侵入被害は2025年だけですでに3回目だ。
まず6月11日の除隊当日、30代の中国人女性が自宅玄関の暗証番号を複数回入力したとして現行犯逮捕された。当時、女性は「除隊したJUNG KOOKに会うために韓国に来た」と供述。その後、ソウル西部地検は同氏の行為が未遂にとどまった点、犯行後すでに中国へ出国しており、再犯の恐れが低い点などを考慮して9月10日付で「起訴猶予」の決定を下した。
また8月30日には、韓国籍の40代女性が夜11時20分頃にJUNG KOOK宅の駐車場に侵入し現行犯逮捕。同氏は「友人の家と勘違いして入った」と供述したが、10月に検察へ送致されている。
繰り返される自宅侵入被害に、JUNG KOOKは9月1日に実施したライブ配信で心境を吐露。「記事をご覧になった通り、また一人が家を訪ねてきて連行された。来ないでください、お願いです。来ないで。本当に。わかりましたか?」とし、「来たら僕が閉じ込めるよ。証拠も全部残るから連れて行かれることになる。うちの駐車場に間違って足を踏み入れたら出られない。僕が開けない限り閉じ込められる。CCTVも全部あるし、警察署に行きたくなければ絶対に入ってこないでください」と強く警告を発していた。

JUNG KOOK本人の注意にもかかわらず再び起きてしまった今回のトラブル。除隊後から約2カ月に1回、見知らぬ人物が自宅侵入を試みているのはもはや異常事態と言える。
度を越えた接近行為はファンを名乗る資格もない明白な迷惑行為であり、愛情ではなく犯罪だということを認識すべきだ。
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