NHK2027年前期朝ドラ『巡るスワン』制作決定!主演を森田望智、脚本をバカリズムが務める | RBB TODAY

NHK2027年前期朝ドラ『巡るスワン』制作決定!主演を森田望智、脚本をバカリズムが務める

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 NHKは2027年度前期の連続テレビ小説『巡るスワン』の制作を発表した。脚本をバカリズムが担当し、森田望智が主演を務める。バカリズムがNHKドラマの脚本を手がけるのは初めて。

 同作は刑事に憧れて警察官になった女性警察官が主人公のヒューマンコメディー。しかし配属されたのは「事件が起こらないこと」が使命とされる生活安全課だった。

 主人公は防犯のため自作の演劇を披露したり、市民からの相談に乗ったりする地味な仕事に不満を感じる日々を送る。「あれ、思っていたのとなんか違う」と感じながらも、どこにでもある日常を過ごす主人公が「何も起こらない日常を守る」という道を見つけるまでを描く。

 森田望智は神奈川県出身。2019年Netflix「全裸監督」で一躍脚光を浴び、連続テレビ小説「おかえりモネ」、ドラマ「妻、小学生になる。」「バイバイ、マイフレンド」、映画「さがす」など数々のドラマや映画に出演している。

 役柄について森田は「元々、将来は地元で公務員になりたいくらいの気持ちだったが、大学生の頃たまたま再放送されていた刑事ドラマを見て『自分も犯人を逮捕してみたい』と思い、警察官を志す。現在は、長野県警佐和警察署の生活安全課に勤める巡査長」と説明している。

 バカリズムは福岡県出身。芸人として数々のテレビ番組で活躍するなか、2014年「素敵な選TAXI」で連続ドラマの脚本を初めて執筆。以降、ドラマや映画の脚本で多くの話題作を生み出している。「架空OL日記」で向田邦子賞、「ブラッシュアップライフ」で東京ドラマアウォード脚本賞や橋田賞、「ホットスポット」で放送文化基金賞脚本賞など受賞多数。

 制作統括の桑野智宏は「『あー、おもしろかった』『来週が楽しみだね』とあるドラマを見たあと、私の家族の口から出てきた言葉です。そう言ったあとそれぞれが家事や宿題に向かう姿は、ドラマを見る前より元気になっているように見えました。そのドラマこそ、バカリズムさん脚本の『ブラッシュアップライフ』でした」とコメント。

 「いつか連続テレビ小説を制作するときには、朝からそんな言葉が出てくるドラマを作りたいと思い続けてきたので、今回バカリズムさんに脚本を引き受けて頂けて心からうれしく思っています」と続けた。

 森田について「ドラマや映画で個性の強い役を数多く演じられています。一方で、ご一緒した連続テレビ小説『おかえりモネ』では、どの職場にもいそうな先輩を自然体で魅力的に演じてくださり、改めて役の幅の広さを感じました」と評価。

 「森田さんが演じる役はどれも似た印象がありません。そんな森田さんがバカリズムさんの世界でどう演じて頂けるか楽しみでわくわくしています」と期待を込めた。

 「『あー、おもしろかった』『明日が楽しみだね』『巡るスワン』がそう言って頂けるドラマになるよう、キャスト・スタッフみんなで頑張ります。2027年春を楽しみにお待ちください!」と呼びかけた。同作は、2027年春からNHK総合で放送され、NHK ONEでも配信予定。制作スケジュールは2026年秋にクランクインを予定している。




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