兄妹デュオAKMU(イ・チャンヒョク、イ・スヒョン)が、12年間所属したYGエンターテインメントからの独立を発表した。
11月21日、YGエンターテインメント(以下YG)は「約6か月前、ヤン・ヒョンソク総括プロデューサーがAKMUの2人が暮らす自宅を訪れ、夕食を共にする場を設けた」と明かし、今後のAKMUの歩みについて言及した。
YGは「AKMUが現在抱えている悩みについても率直に話し合った」として「AKMUの唯一の悩みは、12年間ともに歩んできたYGとこれからも一緒に進むべきか、それとも新たな挑戦のために独立すべきかという、非常に正直な悩みだった」と説明した。

続けて「ヤン・ヒョンソク総括プロデューサーは、二つの選択肢の間で悩むAKMUに対し、“一度YGを離れ、新しい環境で音楽活動をしてみるのも良い経験になる”という意見を伝え、2人の背中を押した。また、陰ながら支えるという真心も伝えた」とし、「これは常に新しい道に挑戦しようとするAKMUの性格と悩みを誰よりも理解していたヤン総括だからこそできた判断だった。彼の応援と温かい激励に支えられ、AKMUは熟考の末に“新しい道に進む”という決断を下した」と伝えた。
これによりAKMUはYGとの契約を終了し、新たな道へ進むことになった。
YGは「純粋な音楽への情熱に満ちた兄妹デュオが一歩ずつ成長していく姿をそばで見守ることができたのは、当社にとっても大きな喜びだった。一緒に過ごした時間の中で、大衆が驚くような素晴らしい音楽と感動を届けてくれたAKMUに、心から感謝したい」と述べた。さらに「AKMUの2人は最後まで“私たちは永遠にYGファミリー”と言い、呼ばれればいつでも駆けつけると伝えてくれた。また、自分たちを育ててくれたヤン総括に、それぞれ心のこもった手紙を渡し、深々とお辞儀をして感謝の気持ちを表した」と明かした。
最後にYGは「AKMUの真心と同じように、私たちにとっても彼らが“家族”であるという事実は変わらない。彼らの新たな挑戦を心から応援し、必要であればいつでも全力で支援するつもりだ。新たなスタートラインに立ったAKMUに、ファンの皆さまからたくさんの関心と温かい応援をお願いしたい」と伝えた。
なお、2014年にデビューしたAKMUは、卓越した音楽的実力と独自の感性で数多くのヒット曲を生み出し、“信じて聴けるアーティスト”として確固たる地位を築いた。
YGエンターテインメントのコメント全文は、以下の通り。
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YGエンターテインメントです。
6か月前、ヤン・ヒョンソク総括プロデューサーは、AKMU(イ・チャンヒョク、イ・スヒョン)が住んでいる自宅を訪れ、共に夕食を楽しむ時間を持ちました。
メンバーが自ら準備した料理を囲みながら、2012年のオーディション番組『K-POPスター シーズン2』で初めて出会ってからこれまでの12年間の思い出を語り合い、さらにAKMUが現在抱えている悩みについても率直に話し合いました。
AKMUの唯一の悩みは、12年間ともに歩んできたYGとこれからも一緒に進むべきか、それとも新たな挑戦のために独立すべきかという正直な悩みでした。
ヤン総括は二つの選択肢の間で悩むAKMUに対し、一度YGを離れ新しい環境で音楽活動をしてみるのも良い経験になるだろうと励ましの言葉をかけ、陰ながら支える意思を伝えました。
これは、常に新しい道に挑戦したいというAKMUの性格と悩みを、誰より深く理解していたヤン総括だからこそできた判断でした。応援と温かい激励に支えられ、AKMUは熟考の末に“新しい道に進む”という決断を下しました。
2013年に『K-POPスター シーズン2』で優勝したAKMUは、当時の所属事務所としてYGを選びました。翌2014年にはタイトル曲『200%』『Give Love』などを収録した1stフルアルバムを発表し、この12年間で数々のヒット曲を生み出しながら、名実ともに“兄妹デュオ”として大衆の大きな愛を受けてきたアーティストです。
純粋な音楽への情熱に満ちていた兄妹デュオが、一歩ずつ成長していく姿をそばで見守ることができたのは、当社にとっても大きな喜びでした。 一緒に過ごした時間の中で、大衆が驚くような素晴らしい音楽と感動を届けてくれたAKMUに、深い感謝の気持ちを伝えます。
2人は最後まで「私たちは永遠にYGファミリー」という言葉とともに、呼ばれたらいつでも駆けつけるという気持ちを伝えてくれました。また、自分たちを育ててくれたヤン総括に、それぞれ心のこもった手紙を渡し、深々とお辞儀をして感謝の気持ちを表しました。
AKMUの真心と同じように、YGにとっても彼らが家族であるという事実は変わりません。彼らの新たな挑戦を心から応援し、必要であればいつでも全力で支援します。新たなスタートラインに立ったAKMUに、ファンの皆さまの多くの関心と温かい応援をお願いします。
(記事提供=OSEN)


