日本でも人気を博した韓国女子ゴルファー、アン・シネがユーチューブを通じて近況を明かした。
アン・シネは最近、タレントのキム・グクジンのゴルフ系YouTubeチャンネル「キム・グクジンTV 思いっきりゴルフ」で公開された動画にゲスト出演。2人でラウンドを回りながら近況などのトークを繰り広げた。
キム・グクジンが2021年に同チャンネルを開設した際、記念すべき初回ゲストとして出演していたアン・シネ。「番組のスタートを一緒に切ってくれた特別な存在」とキム・グクジンが紹介すると、2人は久しぶりの再会にもかかわらず、当時と変わらない息の合った掛け合いを見せた。

アン・シネは選手引退を悩んでいた時期に「これから何をして生きていけばいいのか」を多く考えたと、当時の心境を回想。現役を退いた今は「幼い頃からやりたかった小さな夢を形にして、日焼け止め関連の事業を始めた」と新たな挑戦を語った。
また、久しぶりのラウンドに「少し緊張している」と話しながらも、初ショットから安定したスイングを披露し、健在ぶりを見せつけた。
動画では日常生活や健康管理についてお互い話し合うなか、自然と“ヘアケア”の話題に移る。特にアン・シネは秋シーズンのヘアケアに気を使っているとし、「抗がん治療を受けている父が薦めてくれたシャンプーを1年前から使っている。髪にハリが出て、季節の変わり目でも抜け毛がほとんどない。ぺたんとなっていた髪もボリュームが出て本当に気に入っている」と話した。
同じ製品を愛用しているというキム・グクジンも、「帽子をかぶっても髪がつぶれない。自分ってこんなに髪の量があったっけ?と思うほどボリュームが出る」と共感。「今日のラウンドもボリューム出していこう」と笑いを誘った。
2人が言及したシャンプーは、KAIST碩座敎授のイ・ヘシン教授の研究チームが開発したポリフェノール成分ベースの「グラビティシャンプー」だ。韓国のゴルフ愛好家の間では「プレー後に帽子を脱いでも髪がつぶれない」の口コミで広く知られている。
本格的なプレーが始まると、キム・グクジンはアン・シネのスイングを見て「時間が経ってもスイングは変わらない」と感嘆。アン・シネは「ちょっと体が硬い」と言いつつも、ショートゲームやパッティングで鋭い感覚を披露した。

後半に進むにつれ、2人は“オーナー”の座をめぐって密かな火花を散らし、独特の相性の良さを見せた。
ラウンドの終盤、キム・グクジンが「事業もゴルフも終わりがない。成長し続けなければならない」とアドバイスすると、アン・シネは「新しいことを始めるって、本当に楽しい」と語り、人生の“第2幕”への期待をにじませた。そして「また呼んでくださってありがとうございます。良い姿をお見せできるよう努力していく」とファンへメッセージを伝えた。
この動画には、ファンから「美貌並みに輝くアン・シネさんの実力」「アン・シネプロ、美貌もゴルフの実力も健在ですね」「ラブリーなゴルファーだ!」などのコメントが寄せられていた。
◇アン・シネ プロフィール
1990年12月18日生まれ。韓国・ソウル特別市出身。身長165cm。小学3年生のときにニュージーランドに留学し、現地でゴルフの実力を磨いた。2008年に韓国女子プロゴルフ協会(KLPGA)に入会、2015年の「KLPGAチャンピオンシップ」で初のメジャー大会制覇を成し遂げた。2017年の日本女子ツアー参戦時にはその美貌とプロポーションで一躍注目を集め、2018年にはゴルファーとしては異例の写真集も発売。2024年9月22日、日本ツアー「第51回ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント」最終ラウンド終了後に現役引退を宣言した。


