国民的MCにまで飛び火…『私の夫と結婚して』俳優、“私生活デマ”による番組制作陣の降板強要に議論拡大 | RBB TODAY

国民的MCにまで飛び火…『私の夫と結婚して』俳優、“私生活デマ”による番組制作陣の降板強要に議論拡大

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国民的MCにまで飛び火…『私の夫と結婚して』俳優、“私生活デマ”による番組制作陣の降板強要に議論拡大
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ドラマ『私の夫と結婚して』などで知られる俳優イ・イギョンが、悪質な私生活デマを流布した脅迫犯に対して本格的に法的責任を問う姿勢を示したなか、その“とばっちり”が思わぬ人物たちへ飛び火している。

影響は、韓国の国民的MCユ・ジェソクの名前にまで及んでいる。

11月24日、韓国メディアの報道によると、裁判所は21日、イ・イギョンに関する私生活デマを流布したA氏のSNSアカウントに対する押収捜索令状を発付。韓国警察は国内ポータルサイトおよび海外SNS X(旧Twitter)のIP・ログイン記録など、関連資料の確保に乗り出したという。

A氏は先月、ブログとXを通じて、イ・イギョンと交わしたという私的な会話だと主張し、性的・犯罪的な内容を含むメッセージを公開。しかしイ・イギョン側はこれを「全面的に虚偽」と強く否定した。A氏はその後、「AIによる捏造」と発言を翻したかと思えば、再び投稿をアップするなど、主張を繰り返して混乱を拡大させた。

イ・イギョン
(写真提供=OSEN)イ・イギョン

結局イ・イギョン側は、脅迫および虚偽事実の流布容疑で告訴状を提出。イ・イギョン本人も「ドイツ人だと主張する人物が数カ月前から脅迫メールを送り続けていた」とSNSを通じて苦悩を吐露していた。

しかし、噂の余波は彼の芸能活動にも直撃した。人気バラエティ番組『撮るなら何する?』では「自主降板」と発表されたものの、イ・イギョンは最近、「降板勧告は制作陣のほうからだった」と直接暴露し、事態は新たな局面へ。

さらに、新MCとして出演予定だった『スターパパ奮闘記!スーパーマンが帰ってきた』についても、報道で交代を知ったと明かし、驚きを示した。

イ・イギョンは、イメージ失墜のきっかけとなった『撮るなら何する?』での“麺すすり論争”についても、「制作陣の要請による撮影で、自身の説明コメントは編集でカットされた」と主張。これを受け、番組制作陣は“麺すすり論争”と降板に至る過程の双方について「出演者を守れなかった制作陣の責任」と認め、遅れて公式謝罪文を発表。「所属事務所に降板を先に提案した」という事実も認めた。

しかし、謝罪後も世論は収まらなかった。視聴者からは「結局すべての責任を出演者に押し付けただけ」「問題が起きたら降板させて終わる構造を変えるべき」と批判が続いている。

国民的MCにも飛び火

過去の『撮るなら何する?』出演者たちの降板経緯まで蒸し返され、議論はさらに拡大。コメディアンのチョン・ジュナは「車の中で突然降板通告を受け、泣き崩れるほどショックだった」と語り、コメディアンのシン・ボンソンも「納得いかない部分があった」と明かしていた。

タレントのイ・ミジュと女優パク・ジンジュの同時期の降板時には、「なぜ女性メンバーだけ外すのか」との疑問も提起されていた。

ユ・ジェソク
(写真提供=OSEN)ユ・ジェソク

こうしたなか、予期せぬ“とばっちり”はついにMCユ・ジェソクへも飛び火。一部ネットユーザーは「不当に降板させられた同僚をユ・ジェソクが止めるべきだったのでは」と問題視した。

しかし、より多くのネットユーザーはこれに反論。「ユ・ジェソクにキャスティングや降板の権限はない。なぜ責めるのか」「真ん中の立場が一番難しい。むしろその場を守ること自体が重い役割」「他の人まで巻き込むのはやめよう。制作陣の問題をMCに押し付けるのは無理がある」など、ユ・ジェソクへの批判は行き過ぎだという声が強まっている。

一方、イ・イギョンに悪質なデマや脅迫メールを送ったA氏への押収捜索も本格化する見通しだ。イ・イギョンは「令状が発付された以上、まもなく容疑者が特定されるだろう」と強硬な法的対応の姿勢を再び表明。「ドイツにいても直接行って告訴手続きを進める。悪質な書き込みも絶対に許さない」と強調した。

今回のイ・イギョン騒動は、単なる個人の問題にとどまらず、韓国の“バラエティ番組の制作方式”や“出演者保護体制”への問題提起へと発展しており、余波は当面続く見通しだ。

(記事提供=OSEN)

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《スポーツソウル日本版》

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