28日、2026年2月6日に開幕する『ミラノ・コルティナ2026オリンピック』(フジテレビ系)中継のスペシャルキャスターに、元卓球日本代表の石川佳純が就任した。
パリ2024オリンピックに続き、2大会連続でスペシャルキャスターを務める石川。就任にあたり、「真夏のパリオリンピックに続いて、冬のミラノ・コルティナオリンピックでキャスターをさせて頂くことができてすごく光栄ですし、とても楽しみです」と喜びを語り、「初めての冬のオリンピックで私自身もすごく新しいチャレンジになりますが、選手の4年に1度の夢舞台を全力で応援したいと思いますし、全力でお伝えしたいと思います」 と意気込みを明かした。
今大会の舞台はイタリア・ミラノ、そしてイタリア北部の山岳地域となる。ロンドン、リオデジャネイロ、東京と3大会連続でメダルを獲得した石川が、冬季大会では初めて、連日現地から選手たちの勇姿を伝える。冬季大会について石川は「夏とは違った雰囲気でダイナミックな競技が多いと感じています。その競技を現場で、生で見られるのは本当に楽しみですし、その感動、喜びをたくさんの方に伝えられるように頑張りたいなと思います」とコメント。現在は、スノーボード、スキージャンプ、フィギュアスケートなどの取材を行い、来年2月の開催に向けて日々準備を進めている。
昨年の夏、キャスターとして経験したパリオリンピックを振り返り、「フェンシングの個人戦で負けてしまった直後に江村美咲選手にインタビューをさせてもらっていて、その後団体戦でメダルを取った瞬間を現地で見ることができたのは、すごく思い出深かったです」と回顧。「オリンピックという舞台は本当に世界のトップ選手が集まる場所なので、勝つこともあれば負けてしまうこともある。その選手の思いを全力で伝えられたらいいなという思いで取り組みました」 と、アスリートとしての経験を持つ石川ならではの視点で語った。
ミラノ・コルティナオリンピックまであと2カ月に迫る中、本番に向けて石川は次のように抱負を語っている。 「去年のパリオリンピックは、自分自身も引退してから1年もたっていないぐらいだったので、負けた時の悔しさ、勝った時の喜びが痛いほど分かって。それを言葉にするのはすごく難しいなと感じた時間でした。やはりオリンピックという舞台は特別で、そこで戦っている選手たちは本当にキラキラ輝いているなと感じました。今までたくさん練習を積み重ねて頑張ってきた選手たちが、本当に納得のいく競技・プレーができて、それに最高の結果がついてきたらいいなと思っています」「選手のお話を伺うたびにワクワクが大きくなっています。4年に1度の大舞台、忘れられない感動を、テレビの前の皆さんに精いっぱい全力でお伝えします。一緒に、選手へ熱い声援を届けましょう!どうぞよろしくお願いいたします」
なお、石川は12月7日に放送されるスポーツニュース番組『すぽると!』(フジテレビ系)に出演し、ミラノ・コルティナ2026オリンピックへの思いを語る予定だ。





