ボーイズグループWINNER出身の歌手ナム・テヒョンが飲酒運転の容疑で裁判に立つ。
12月1日、韓国法曹界によると、ソウル西部地裁刑事11単独(ホ・ジュンソ部長判事)は、来る12月11日、道路交通法違反(飲酒運転)などの容疑を受けるナム・テヒョンの初公判期日を開く。
ナム・テヒョンは今年4月27日、江辺北路・一山方向の銅雀大路付近で前方の車を追い越そうとして中央分離帯に衝突した容疑を受けている。人的被害はなかった。当時、ナム・テヒョンの血中アルコール濃度は、免許取消基準である0.08%以上だったことが伝えられた。
問題は、ナム・テヒョンが麻薬投与の容疑による執行猶予期間中だったという点だ。
ナム・テヒョンは2022年8月、ソウル龍山区にある元恋人ソ・ミンジェの自宅で共にヒロポンを投与した容疑と、同年12月に海外で単独でヒロポンを投与した容疑で起訴された。その後、裁判部は2024年1月、ナム・テヒョンに懲役1年、執行猶予2年を宣告した。

今回の飲酒運転により、今年5月に予定されていたナム・テヒョンの復帰も白紙となった。ナム・テヒョンは音楽フェスティバル「K-POP WEEK IN 弘大」に出演し、ファンとの交流の場を設け、過去を反省し、今後はより良い人生を生きると約束するステージを披露する予定だったが、この飲酒運転により突然中止された。
ナム・テヒョンの飲酒運転は今回が2度目だ。彼は2023年3月、午前3時30分頃、ソウル江南区・新沙洞で飲酒運転をした容疑も受けている。警察によると、知人らとの酒席を終えた後、代行運転者を呼んだものの、待っている間に知人の車を塞いでいた自身の車を約5m移動させ再駐車したという。
その過程で、停めた車のドアを開ける際に横を通り過ぎたタクシーと接触し、タクシーの右側サイドミラーを破損させ、示談に至った。
しかしその後、ナム・テヒョンは自ら車を運転し、飲酒測定では免許取消基準を上回る血中アルコール濃度0.114%が検出されたことが明らかになった。この件で、ナム・テヒョンは600万ウォン(約60万円)の罰金略式命令も受けた。
(記事提供=OSEN)
◇ナム・テヒョン プロフィール
1994年5月10日生まれ。2014年にボーイズグループ・WINNERのメンバーとしてデビュー。2年後にグループを脱退し、その後はバンド「South Club」を率いて活動。2019年7月に二股問題が浮上し、2022年8月には恋愛バラエティ番組出身の恋人に麻薬投薬を暴露されて議論に。さらに2023年4月には飲酒運転容疑で検察に送致されるなど、トラブルメーカーのイメージが強い。麻薬類管理に関する法律違反の容疑で裁判にかけられ、2024年1月に懲役1年、執行猶予2年を言い渡された。
■【写真】ナム・テヒョン、恋人が暴露したヒロポン疑惑を警察が調査


