12月1日、その年話題となった言葉を選ぶ『2025 T&D保険グループ新語・流行語大賞』の年間大賞、トップテン、選考委員特別賞が発表された。年間大賞には高市早苗首相の「働いて働いて働いて働いて働いてまいります」が選ばれた。
受賞語となった「働いて働いて働いて働いて働いてまいります」は、高市氏が自民党総裁選で勝利した際、決意表明の演説で放った言葉。高市首相は当時、「全員に馬車馬のように働いてもらう」と党内の引き締めを図るとともに、自身についても「私自身もワークライフバランスという言葉を捨てます」と宣言し、並々ならぬ決意を示すように「働いて」を5回連呼した。
選考委員会は授賞理由について、初の女性首相誕生という歴史的出来事とともに、この発言が与えたインパクトの強さを挙げており、「あえて『働いて』を連呼した気合の入った物言いは、経済界や国民のド肝を抜いた」と評している。
なお、年間大賞のほかトップテンには、大阪・関西万博の公式キャラクターで独特なビジュアルが話題をさらい続けた「ミャクミャク」や、若者を中心に爆発的に流行したネットミーム「エッホエッホ」、大ヒット映画関連の「国宝(観た)」、猛暑等の影響で話題となった「古古古米」、国際情勢を反映した「トランプ関税」などが選出された。
この結果を受けて、ネット上では「いいねサナエちゃん!と呼びたくなる首相!」「さすが、時の人ですね」「働く総理大臣を私達は全力支持します」など、流行語大賞受賞を祝福する声が寄せられている。






