“誕生日”に突然この世を去ってから約10カ月…キム・スヒョンの疑惑、いまだに両者の主張が真っ向から対立中 | RBB TODAY

“誕生日”に突然この世を去ってから約10カ月…キム・スヒョンの疑惑、いまだに両者の主張が真っ向から対立中

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“誕生日”に突然この世を去ってから約10カ月…キム・スヒョンの疑惑、いまだに両者の主張が真っ向から対立中
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故キム・セロンさんの遺族と俳優キム・スヒョン側が、SBSの時事番組『気になる話Y』(原題)の放送中止をめぐり、互いに異なる主張を展開している。

キム・セロンさんの遺族の法的代理人を務める法務法人プユのプ・ジソク弁護士は12月1日、『気になる話Y』が放送を4日後に控えてインタビューを進めたにもかかわらず、突然白紙になったとし、捜査機関のメディア接触自制の勧告の中で多く悩んだ末にインタビューに応じたと述べた。

プ・ジソク弁護士は「私たちはキム・セロンが未成年だった時期に、俳優キム・スヒョンと付き合っていたという一部資料を提出すると同時に、放送を中立的に扱ってほしいと要請した。そしてSBSのプロデューサーは、私たちのインタビュー翌日の11月11日火曜日に(キム・スヒョンの法律代理人である)コ・サンロク弁護士に再反論権を付与すると言い、私たちが提出した一部資料をそのまま持っていき、コ・サンロク弁護士に提示したことも確認した。しかし、放送を2日後に控えた11月12日水曜日、突然放送が中止になったという連絡を受けた」と明らかにした。

キム・スヒョン(左)とキム・セロンさん
(写真提供=OSEN)キム・スヒョン(左)とキム・セロンさん

続けて、「コ・サンロク弁護士は就任初期から自身のYouTubeチャンネルで、キム・セロン遺族側の立場と証拠公開を要求し、SBSの探査番組インタビューを歓迎すると言っていた。しかし私のインタビューを歓迎するとまで言っていたコ・サンロク弁護士は、SBSのプロデューサーを通じて私たちが提示した一部資料を見た後、突然資料を公開しないよう態度を変え、キム・セロン遺族側に対して資料を公開すれば民事・刑事上の措置を取るとか、拘束事由になるなどの脅迫性の言論プレー(世論操作)を一方的に行った」と主張した。

また、「捜査機関のメディア接触自制勧告にもかかわらず、コ・サンロク弁護士の度を越えた言論プレーが続いたため、キム・セロンの母親は11月26日、報道資料を通じて最初の立場文を発表することとなった」と付け加えた。

遺族側は、「コ・サンロク弁護士が11月11日火曜日、SBSのプロデューサーを通じてメモを確認した直後、自身のYouTubeチャンネルの投稿に『メモには“軍隊”という単語はなかった』と言った」とし、「しかしその後、11月26日、キム・セロンの母親が報道資料を通じてフォレンジックで抽出されたキム・セロンの2017年9月28日付のメモを公開し、そのメモに“軍隊”という単語があることが確認されると、今度は2つのバージョンがあるなどと、再び遺族側に証拠捏造のフレームをかけた」と主張した。

『気になる話Y』のSBSプロデューサーとの録音および録音記録を公開したプ・ジソク弁護士は、「コ・サンロク弁護士は、キム・セロンの母親が11月26日に報道資料を通じて公開した、フォレンジックで抽出されたキム・セロンの2017年9月28日付メモと同一のメモを11月11日、SBSプロデューサーを通じて見ていたにもかかわらず、自身のミスで“軍隊”という単語を見落とし、錯覚した状態で、むしろ私たちに捏造フレームを再びかけた」と述べた。

そして「私はコ・サンロク弁護士に対し、自身のキャリアのために私たちに捏造フレームをかけるのではなく、間もなく発表される捜査機関の捜査結果を待ってほしいと強くお願いする」と強調した。

キム・スヒョン側は即反論

その後、キム・スヒョン側の弁護人であるコ・サンロク弁護士が「放送を阻止する力も、そうした試みをした事実もない」と反論の立場を発表した。

キム・セロンさん(左)とキム・スヒョン
(写真提供=OSEN)キム・セロンさん(左)とキム・スヒョン

コ・サンロク弁護士は12月1日、自身のYouTubeチャンネルで「プ・ジソク弁護士は、事件の本質から大きく外れた“メッセンジャー攻撃”に全力投球するつもりのようだ」とし、「先週から3回も立場文を出すのであれば、非本質的な主張を繰り返し事件の本質をぼかす言論プレーはやめ、私が一貫して要請してきた以下の核心的な質問5つに先に答えていただきたい」として、ABCDEに分けて詳細な質問を提示した。

続けて『気になる話Y』が中止されたことについては、「私には放送を止める力もなく、そのような試みをしたこともない。放送局から放送延期の決定連絡を受けただけであり、私はむしろ『反論だけ正しく載せていただければ安心だ』と申し上げた」と述べ、「これに伴い、私が11月11日、反論インタビューを行った直後、担当プロデューサーとの通話、そして翌日の作家との通話の中で、今日、プ・ジソク弁護士が事実と異なって主張した部分を、最低限の範囲で公開する」として録音記録を添付した。

さらにコ・サンロク弁護士は、「プ・ジソク弁護士には上記5つの核心事項に対する回答を改めて促す。非本質的な虚偽・歪曲主張で言論プレーするのはやめ、捜査結果を待ってください」と強調した。

コ弁護士は『気になる話Y』のプロデューサー、作家との通話録音を順次公開し、ここで放送が延期されたという知らせを聞いたと述べた。そして「上記2つ目の通話は、作家が自身の発言内容の公開を望まないだろうと予想され、またプ弁護士の虚偽主張に対する反論に必ず必要なものではないため、私の発言部分のみ、必要な範囲で公開する。必要であれば公開した録音部分をYouTubeにアップロードする予定」と付け加えた。

これについてSBS『気になる話Y』側は、「故キム・セロンとキム・スヒョン編について取材を行ったのは事実だ。しかし取材の末、制作陣内部の議論の結果、放送しないことを決定した」とし、「双方の意見にもっともな点があり、放送で再構成する意味が大きくないと判断した。よって放送は難しいと見た」と公式立場を明らかにした。

ただし『気になる話Y』側は、取材後に放送の可否を決定するため、今回の事案だけが中止になったわけではないと説明した。

なお、キム・セロンさんはキム・スヒョンの誕生日でもある今年2月16日、ソウル城東区の自宅で亡くなった状態で発見された。その後、遺族側は、故人が未成年だった時期から約6年間、キム・スヒョンと交際していたと主張し、記者会見を行った。

これに対しキム・スヒョン側は、これまでキム・セロンさんと交際していた事実は認めながらも、未成年の時期に交際したことはないと断固否定。キム・スヒョンは記者会見を開き、「未成年時の交際は事実ではない」と述べ、2016年と2018年のカカオトークメッセージは自身が送ったものではないと反論した。

キム・スヒョン側は、キム・セロンさんの遺族とユーチューバーらを名誉毀損および損害賠償で告訴し、法的攻防を本格化させており、キム・セロンさん遺族側もキム・スヒョンを児童福祉法違反および虚偽告訴容疑で逆告訴し、真実をめぐる攻防が続いている状況だ。

(記事提供=OSEN)

◇キム・スヒョン プロフィール

1988年2月16日生まれ。2011年に放送されたペ・ヨンジュン企画のドラマ『ドリームハイ』(KBS)で一躍人気を集めた。日本でも大ヒットしたドラマ『星から来たあなた』で演技力が高く評価され、アジア各国で不動の人気を誇る。また、主演を務めた2024年の『涙の女王』が世界的なヒットとなり、韓流スターとしての地位を盤石にした。内向的な性格を心配した母親から演劇を勧められたことをきっかけに、俳優を志すようになった。

◇キム・セロンさん プロフィール

2000年7月31日生まれ。9歳から子役として活動を始め、スクリーンデビューとなった2009年公開の主演映画『冬の小鳥』では孤児院に捨てられた少女を熱演。カンヌ国際映画祭に韓国の役者史上最年少で招待された。2010年の『アジョシ』ではウォンビンと共演し、大韓民国映画大賞新人女優賞を最年少で受賞。2019年に韓国で放送されたドラマ『レバレッジ:詐欺操作団』では、凄腕の女泥棒役を見事に演じて魅力的な姿を披露した。2022年5月18日に免許取り消しレベルの泥酔状態で運転して事故を起こし、活動を自粛。2025年2月16日、24歳でこの世を去った。

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《スポーツソウル日本版》

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