4日、日向坂46の松田好花がパーソナリティを務める『日向坂46・松田好花のオールナイトニッポンX(クロス)』(ニッポン放送)が放送された。今月1日に自身のブログでグループからの卒業を発表して以来、初の生放送となった今回、松田は改めてリスナーに卒業を報告するとともに、現在の心境を涙声で語った。
番組冒頭、松田は「12月1日、大事なお知らせを私のブログからさせていただいたんですけれども、改めてリスナーの皆さんに、もう一度自分の口からお伝えさせていただきたいと思います」と切り出し、「私、松田好花は来年2月をもって日向坂46を卒業します」と報告した。
卒業については以前から相談を重ね、段階を踏んでいたという松田。発表当日を迎えた心境としては「自分が思ってた以上に早くやってきて、世間の皆さんが知ってる状況であることが、まだ自分でもあんまり実感が湧いていない中ではある」と正直な思いを吐露。発表後に多くの反響があったことに触れ、「いかに自分が恵まれているのか、幸せな環境で活動させていただけてるのかっていうのをすごく実感している数日間でもあります」と感謝を述べた。
気丈に振る舞っていた松田だったが、トークが進むにつれ、感情があふれる場面もあった。「泣いてないんですけどね」と強がりながらも、声を震わせながら「なんか、やっぱり寂しいね」と本音をポツリ。「自分で決めたことではあるんですけれども、こうやって自分の口から話す時が来るなんて…」と言葉を詰まらせ、「これまでいろんな方々の卒業発表を見たり聞いたりしてくることが多かった中で、自分が当事者になる日がやってきたんだなっていうのが、今じわじわと湧いております」と、実感が押し寄せている様子を見せた。
また、毎年恒例のデビュー周年記念ライブ「ひな誕祭」への不参加を決めた理由についても言及。「周年祝いは別れを感じることなく、みんなで楽しいお祝いだけの、ただお祭りのライブをしてほしいなっていう思いもあって、『ひな誕祭』は出ないという選択をさせていただきました」と、グループとファンのための決断だったことを明かした。





