熱愛説が浮上したBTS・JUNG KOOKとaespa・ウィンターに対して、「事実ではないか」という雰囲気が醸成されつつある。
どちらの所属事務所も否定しないからだ。
12月5日、オンラインコミュニティや各種SNSを中心に、JUNG KOOKとウィンターが交際している証拠として、さまざまな写真や映像が拡散された。
2人が同じデザインのタトゥーを入れていること、一日違いで同じ薬指の爪に類似したカラーのネイルをしたこと、JUNG KOOKが軍服務中にaespaの公演を観覧したことなどが、根拠とされている。
JUNG KOOKもウィンターもK-POP界を代表するトップアイドルだけに、この熱愛説は韓国メディアも続々と報じ、大きなイシューとなった。

しかしBTSの所属事務所BIGHIT MUSICも、aespaの所属事務所SMエンターテインメントも、熱愛説を否定することもなく、「ノーコメント」を貫いている状況だ。
これは異常事態といっていい。
2021年12月、JUNG KOOKに女優イ・ユビとの熱愛説が浮上した際、BIGHIT MUSICは「事実無根」と即座に反論している。また、SMエンターテインメントも昨年12月、ウィンターとENHYPEN・ジョンウォンの熱愛説に「事実無根」と強く否定し、法的対応まで警告した。
そんな両事務所がこれだけ注目を集めている熱愛説に、なんら対応を示さないのは、普段の対応とは明らかに違う。

そのため一部の韓国メディアは「事実と違うのなら否定したはず」「事実上の認定か」といった表現を使うようになった。それは、現在のJUNG KOOKの状況が、過去にVやJIMINをめぐって起きた熱愛説のケースと重なるためだろう。
VとBLACKPINK・ジェニーの熱愛説が浮上した当時、BIGHIT MUSICはひたすら沈黙した。その姿勢は一貫しており、一部メディアで「2人が破局した」と報じられても何もコメントしなかった。
また、2022年6月、2024年5月と浮上したJIMINとソン・ダウンの熱愛説は、3度目となった今年8月になって、初めて「当時の関係は数年前のことで、現在は交際していない」とし、過去の交際と破局を認める結果となっている。
つまり、即否定が出ない熱愛説は、すでに“事実に近い領域”に踏み込んでいると判断するのが自然だ。
憶測が膨らむ一方で、両事務所が沈黙を続ければ続けるほど、熱愛説は既成事実として固定化されていく。すでにその雰囲気が形成されつつある。
(文=スポーツソウル日本版編集部)
◇JUNG KOOK プロフィール
1997年9月1日生まれ。本名チョン・ジョングク。2011年に放送された韓国のオーディション番組『スーパースターK』シーズン3の予選で脱落。デビューは逃したものの、現事務所含め多数の大手芸能事務所からオファーを受けた。本人は、「見学の際にRMのラップに感銘を受けて決めた」と振り返っている。その後、2013年にBTSのメンバーとしてデビューし、世界的な人気を誇るトップスターとなった。2023年12月に入隊し、2025年6月11日に除隊した。
◇ウィンター(WINTER) プロフィール
2001年1月1日生まれ。本名キム・ミンジョン。2020年11月17日に、SMエンターテインメントからデビューしたaespaのメンバーとして活動中。優れた歌唱力とダンススキルで、グループ内でも人気のメンバー。明るい性格でムードメーカーとしての役割も担っており、いたずら好きな一面も持っている。WINTERという名前の由来は、冬生まれで白くて美しいというイメージからつけられた。
■【画像】JUNG KOOKとウィンターが熱愛か…“3つの根拠”とは?


