日本のバラエティ番組『千鳥の鬼レンチャン』に出演した歌手ソン・シギョンが、「今はロウ(悪い)状態だ」と明かし、元マネージャーによる詐欺被害について間接的に言及した。
12月9日、ソン・シギョンのYouTubeチャンネル「ソン・シギョン」には、歌手キム・グァンジンが出演した動画が公開された。
この日ソン・シギョンはキム・グァンジンを紹介しつつ、「キム・グァンジン先輩が出演してくださると聞いて本当に嬉しい。後輩ミュージシャンたちも会いたがるほどで、なかなか会える機会がない方。みんなに愛され、後輩ミュージシャンが一番好きな声の持ち主であるグァンジン兄さんが来てくださった」と語った。

キム・グァンジンは「実は数年前、シギョンが『The Letter』を一緒にやろうと言ってくれていたけど、当時の私は完全にロウ状態でできなかった」と打ち明けた。これに対しソン・シギョンは「僕たちにはロウな時期とハイな(良い)時期が常にある。一般の人には理解しにくいかもしれないけれど、今の僕は本当にロウ状態なんです」と語り、注目を集めた。
最近ソン・シギョンが元マネージャーから数億ウォン(数千万円)規模の詐欺被害を受けていたことが報じられ、その心境を間接的に示したのではないかという見方も出ている。
キム・グァンジンは「そうだよね」と戸惑い気味に笑い、「本当にロウだった時期、シギョンが何度か電話をくれたのに断ってしまって、その後は連絡するのも気まずくて…。でも申し訳なくて連絡できずにいたところ、また声をかけてもらって今日一緒に歌えて、とても良い気分だ」と語った。ソン・シギョンは「それくらいで怒ったりしませんよ」と笑顔で応じた。
ソン・シギョンは先月、元所属事務所で長年共に働いてきた元マネージャーから金銭的被害を受けていたことが明らかになり、世間に衝撃を与えた。所属事務所SKジェウォンは「元マネージャーが在職中に会社の信頼を裏切る行為をしたことが確認され、退社させた」と説明している。
ソン・シギョン自身もSNSに長文を投稿し、「辛く耐え難い時間の連続だった。家族のように思っていた人に信頼を裏切られる経験をした」と胸中を明かしていた。
(記事提供=OSEN)


