イベント中にBTSのJINへ無断でキスをした疑いで起訴された50代の日本人女性の裁判が、来年7月に開かれると現地で報じられた。
ある韓国メディアは12月11日、ソウル東部地裁が同日、日本国籍の被告Aの公判期日を2026年7月14日と16日に指定したと伝えた。
Aは昨年6月13日、BTSのデビュー日を記念して開かれた「2024 FESTA」で、JINの提案により実施された「1000人ハグ会」に参加。その場でJINの頬に無断でキスをし、強制わいせつの疑いが浮上した。
AがJINにキスする様子はSNSで急速に拡散し、大きな批判を招いた。これを受け、一部のファンが「国民申聞鼓(韓国行政の苦情受付サイト)」を通じて「Aを性暴力処罰法違反容疑で捜査してほしい」と告発。松坡警察署が内偵に着手し、韓国警察が公式に動く事態となった。
警察はAを立件し出頭を求めたが、調査が長期化すると判断し、今年3月に捜査を一時中断。しかし、Aが韓国へ入国して自ら出頭したことで捜査が再開され、最終的に検察へ送致された。

そして11月12日、ソウル東部地検はAを性暴力処罰法上の「公衆密集場所でのわいせつ行為」の疑いで在宅起訴。同月18日、Aが「悔しい。これが犯罪になるとは思わなかった」と供述したと報じられた。


