俳優チョ・ジヌンの少年時代の犯罪歴を最初に報じた記者を告発した事件が、ソウル警察庁に割り当てられた。
韓国警察によると12月16日、ソウル警察庁反腐敗捜査隊は、現地メディア『ディスパッチ』の記者2人が少年法違反の疑いで告発された事件について、担当部署として捜査を進めているという。
先立って7日、法律事務所ホインのキム・ギョンホ弁護士は、『ディスパッチ』の記者2人が少年法第70条に違反したとする告発状を、国民申聞鼓を通じて提出した。

同法は、少年保護事件に関係する機関は、裁判や捜査、または軍事上必要な場合を除き、事件内容に関するいかなる照会にも応じてはならないと定めている。これに違反した場合、1年以下の懲役または1000万ウォン(約100万円)以下の罰金が科される。
なお『ディスパッチ』は5日、チョ・ジヌンが10代の頃に犯罪行為を行い、少年保護処分を受けていたと報じた。この報道が社会的な問題となる中、チョ・ジヌンは「未成年時代に過ちを犯したことがあった」と認めたうえで、芸能界からの引退を表明している。


