19日放送のトークバラエティー『酒のツマミになる話』(フジテレビ系)は、『酒のツマミになる話 最終回だから未公開トーク全部出しますSP』と題し、最終回を迎える。約4年9カ月にわたる放送の締めくくりとして、これまで放送されなかった未公開トークを一挙に公開する。
同番組は千鳥がMCを務め、「お酒の席が盛り上がれば何をしゃべってもOK」というルールの下、普段言えない悩みや失敗談、心に秘めた本音を語り合うトークバラエティーだ。最終回では豪華ゲスト陣とともに、いつも通り円卓に座り「酒の席ならでは」の楽しいトークを展開する。

最終回の宴で話題に上がったのは、花束をもらう瞬間についての本音だ。収録終わりやイベント、誕生日やクランクアップなど、節目の場面で手渡される花束について、オズワルドの伊藤俊介は率直な気持ちを明かした。
決して否定したいわけではないが、花束を受け取る側の「その後」まで想像すると、少し考えてしまう瞬間があるという。その感覚に、スタジオからは共感の声もあれば、「やっぱり花をもらうとうれしい」という意見も飛び出した。


犬飼貴丈や花澤香菜ら「花束肯定派」の考え方、當間ローズが語る「花に込められる思い」、さらには近藤春菜の思わぬエピソードまで加わり、トークはみるみると盛り上がっていく。感謝の気持ちをどう渡すのが正解なのか。優しさと笑いが入り混じるトークに注目だ。

麒麟の川島明が切り出したのは、誰もが一度は使ったことのある小学校の家庭科で使っていた裁縫箱の記憶だ。当時は当たり前だったものが、改めて思い返すと強烈な個性を放っていたという。
そこから話題は一気に世代論へ。男子と女子で選ばれていたデザインの違い、なぜか変わらない「男子向けモチーフ」、そして時代とともに変化していく女子側のラインナップ。近藤千尋の鋭い視点や、大悟の少年時代の思い出も重なり、スタジオは懐かしさに包まれていく。裁縫箱だけでなく、粘土箱などの学用品にまつわる記憶も次々と呼び起こされ、「あったあった」とうなずきたくなる話が止まらない。何気ない道具一つで大いに盛り上がる、同番組ならではの時間が流れた。

約4年9カ月にわたる放送のラストを飾るトークは、千鳥・大悟の「飲み会トークの原点」ともいえるテーマだ。『酒のツマミになる話』が5年近く大切にしてきた空気感をそのまま閉じ込めた、最終回にふさわしいラストトークとなっている。このほかにも、神田愛花、ツートライブ(たかのり、周平魂)、鳥谷敬、森香澄をはじめ、番組を彩ってきた豪華ゲストたちの「ここでしか聞けない素顔」が次々と明らかになる。






