女優のムン・ガヨンが世間を驚かせた“大胆な衣装”について自ら説明した。
12月19日午後、ソウル・鍾路区のあるカフェでは、映画『もしも私たち』(原題)で主演を務めたムン・ガヨンのインタビューが行われた。
『もしも私たち』は、かつて熱く愛し合った男女が10年ぶりに偶然再会し、忘れかけていた思い出をたどるラブロマンス。原作は中国映画『僕らの先にある道』(2018)だ。12月31日より韓国で公開となる。
監督は『82年生まれ、キム・ジヨン』(2019)のキム・ドヨン。主演のク・ギョファンとムン・ガヨンの濃密かつ切ない演技に期待が集まっている。

ムン・ガヨンは劇中、苦しい都会暮らしのなかでも夢を手放さず着実に成長する大学生から、別れを経て成熟したキャリアウーマンとなったジョンウォンを演じた。
2006年の映画『師の恩』でデビューしたムン・ガヨンは、『偉大な誘惑者』『その男の記憶法』『女神降臨』『愛と、利と』『あいつは黒炎竜』『瑞草洞<ソチョドン>』など、主にドラマで活躍してきた。9年ぶりスクリーン復帰となる『もしも私たち』では、自身初のラブロマンス映画に挑戦する。
来年、デビュー20周年を迎えるムン・ガヨンは「ファンのみなさんが2006年に最初の映画を撮ったと言ってくださるけれど、未だによく分からない」とし、「今も演技がよく分からないし、うまくなりたいし、飽きることもない。子どもの頃に何歳までやろうなんて考えたことはなくて、ただ好きなことをやってきたらここまで来た。若くして、やりたいことに出会えたのは本当に幸運だったと思う」と語った。
子役としてキャリアをスタートさせ、大人としても順調にキャリアを築いているムン・ガヨン。一方で、近年はランジェリールックなどの大胆ファッションが話題になることも多い。

「子役のイメージと正反対のイメージを見せるため?」という質問には、「(子役の)イメージから抜け出すための選択ではなかった。どうであれ、子どもの頃から長く演技を続けてきたが、私も自分自身を演技を通して知っていっている。その過程にいる」と答えた。
さらに「私もまだ自分に何が似合うのか、何が好きで何が良くて悪いのか、試行錯誤しながら知っていっている過程だ。挑戦するのが本当に好きだし、ファッションも本当に好き」とし、「そういうファッションに驚く方も多いけれど、似合っていると言ってくださる方もいる。何でもやってみないと分からない気がする。そういう過程の中にいると見ていただけたらうれしい」と笑みを浮かべた。
(記事提供=OSEN)
◇ムン・ガヨン プロフィール
1996年7月10日生まれ。ドイツで生まれ、小学校3年生の時に帰国した。そのため、韓国語、英語、ドイツ語が堪能なことで知られる。2006年の映画『師匠の恩恵』(原題)で子役デビュー。ドラマ『王家の家族たち』『魔女宝鑑~ホジュン、若き日の恋~』『嫉妬の化身~恋の嵐は接近中!~』『その男の記憶法』などで主演を務めた。同じ子役出身であるApinkのキム・ナムジュと親しい仲。2018年のドラマ『偉大な誘惑者』で共演した俳優ウ・ドファンと2度の熱愛説が報じられたが、即否定している。人気ウェブ漫画の実写ドラマ『女神降臨』では主人公を務めた。
■【写真】ムン・ガヨン、「ずり落ちそうなほど大胆な」黒ドレス


