G-DRAGONが現所属事務所の代表に感謝の気持ちを伝え、注目を集めている。
G-DRAGONは12月20日、ソウルの高尺(コチョク)スカイドームで開催された「2025 MMA(メロンミュージックアワード)」で「今年のベストソング」を受賞。スピーチでは「賞をもらう道は遠くて険しい。だけど、その分だけ意味があるからまったくつらくないし、本当にうれしい」と語ったうえで、「これまで、きちんとお話しできていなかったけれど、新しい“家族”であるギャラクシー・コーポレーションのチェ・ヨンホ代表をはじめ、チームGDのみなさん、本当にお疲れさまでした。愛しています」と、事務所代表の名前を挙げて言及した。
G-DRAGONは2023年12月、長年所属していたYGエンターテインメントを離れ、ギャラクシー・コーポレーションとの専属契約を発表。麻薬疑惑をめぐる一連の騒動が決着した直後の動きとしても注目を集めた。その後、2024年1月にアメリカ・ラスベガスで開かれた「CES 2024」にチェ・ヨンホ代表とともに初登場し、同年6月には大田KAIST「イノベート・コリア2024」や、今年6月の「ピースマイナスワン プレミアムハイボール ローンチパーティー」などでも同席したことで話題になった。

今回の受賞コメントは、単なる儀礼的な感想を超え、現所属事務所との関係性を公の場で明確に示した発言だと業界では受け止められているという。また、今後の活動方針やパートナーシップにおいて、事務所への信頼を示したものだとも解釈されている。
ステージ上での短いコメントではあったものの、単なる感謝の挨拶にとどまらず、今後の歩みを示すメッセージ、そして業界に向けた明確なシグナルが込められていたという見方もある。ファンクラブをはじめ各種コミュニティでは、ワールドツアー後の活動についても、音楽とコンテンツ、技術を結び付けた多様なプロジェクトへの期待が高まっている。
◇G-DRAGON プロフィール
1988年8月18日生まれ。本名クォン・ジヨン。2006年にBIGBANGのメンバーとしてデビュー。BIGBANGのリーダーで、グループ内ではラッパーを担当している。作詞・作曲、そしてプロデュースのスキルにも定評があり、数多くの楽曲をヒットさせた。2019年10月に除隊。2022年4月に『Still Life』を発表して約4年ぶりにカムバック。2023年6月にYGエンターテインメントとの契約が終了し、同年12月にギャラクシー・コーポレーションと専属契約を締結した。


