22日、松任谷由実が12月31日に放送される『第76回NHK紅白歌合戦』に、特別企画で出場することが決定した。松任谷は3年ぶり7回目の出場となる。
松任谷は1972年に荒井由実としてデビュー。ユーミンの愛称で親しまれ、『ひこうき雲』『やさしさに包まれたなら』『守ってあげたい』『春よ、来い』など、時代を超えて愛され続ける名曲の数々を生み出してきた。
今年、荒井由実時代から現在に至るまでの膨大な歌声をAIに学習させ、アルバムを制作。若い頃のユーミンの歌声と今のユーミンの歌声を重ね合わせる前例のない作品が大きな話題となった。
紅白で披露するのは、同アルバムにも収録された『天までとどけ』だ。荒井由実を想起させる、新しくも懐かしい、ノスタルジックな雰囲気の楽曲となっている。さらに荒井由実時代に発表した、ユーミンの原点とも言える1曲も特別に披露する予定だ。
松任谷は「放送100年、心からおめでとうございます。おおよそ50年前当時、日本の芸能界の本流から遠く離れた場所に足を踏み入れた自分が、このメモリアルな紅白歌合戦に出演させていただく日が来るなんて、、正に、(夢のような事実)です。光栄と感謝の気持ちで、ステージに立ちたいと思います。」とコメントしている。





