2026年3月6日より、『映画 冬のソナタ 日本特別版』が4Kリマスター映画版として新宿ピカデリー他で全国ロードショーされる。
韓国KBSで2002年に放送された『冬のソナタ』は、日本では2004年にNHK地上波で放送され、週末の深夜放送にもかかわらず高視聴率を獲得した。テーマ曲「最初から今まで」や雪景色の中で交わされた永遠の約束など、日本での韓流ブームの先駆けとなった作品だ。

主人公チュンサンを演じた俳優ペ・ヨンジュンは、ヨン様という愛称で日本の女性を虜にし、来日した際は羽田空港に当時開港以来最多となる約5000人が出迎えるなど、日本でも一躍トップスターとなった。ドラマのロケ地の一つ、韓国・チュンチョン市には連日日本人の観光客が押し寄せた。
今回公開される『映画 冬のソナタ 日本特別版』は、ドラマの監督をつとめたユン・ソクホ監督、そしてPAN ENTERTAINMENTの製作陣の「日本の視聴者から長く愛されてきたことへの感謝」という思いから、日本だけのために劇場版として4Kにリマスターされ、さらに新たに映画用に編曲し直された楽曲、世界で最初のお披露目となる作品だ。
物語の核である主人公の2人の純愛のみを抽出した、この濃密すぎる究極の冬ソナはユン・ソクホ監督も全工程に参加した決定版となっている。名曲「最初から今まで」や「My Memory」も映画館の最高の音響環境で体感することができる。
ユン・ソクホ監督は「感情の交流が薄れ、心が渇きがちな今の時代だからこそ。初恋のように純粋で美しい感情を、もう一度取り戻してほしい。その願いを込めて、この『映画 冬のソナタ 日本特別版』をつくりました」とコメントを寄せた。PAN ENTERTAINMENTは「日本で韓流ブームの始まりとなった『冬のソナタ』。日本の視聴者から長く愛されてきたことへの感謝から、劇場版企画が始まった。20年ぶりにユン監督と制作会社が再びタッグを組んだ意義深い作品であり、日本と韓国の文化交流に、新たな転換点をもたらすことを願っている」とコメントした。
高校時代、互いの初恋だったチュンサン(ペ・ヨンジュン)とユジン(チェ・ジウ)。しかしチュンサンは不慮の事故で命を落としてしまう。 10年後。インテリア会社を経営するユジンの前に、チュンサンと瓜二つの男、ミニョン(ペ・ヨンジュン2役)が突然現れる。





