2026年1月3日21時30分から、清野菜名主演のスペシャルドラマ『119エマージェンシーコール2026 YOKOHAMA BLACKOUT』(フジテレビ系)が放送される。今回、清野がドラマの見どころや現場の雰囲気についてコメントを寄せた。

清野が演じる主人公の粕原雪をはじめ、瀬戸康史、見上愛、一ノ瀬颯、前原滉、中村ゆり、佐藤浩市が前作に引き続き出演。新たに長野博演じる関家高規、莉子演じる綿貫なずなが加わる。

同作は、消防局の通信指令センターを舞台に、通報者の“声”だけを頼りに状況を聞き取り、出動指令で命をつなぐ指令管制員たちの奮闘を描く完全オリジナルストーリー。連続ドラマから約1年ぶりの新作となる今回は、年末の横浜市消防局・通信指令センターが舞台で、事故や病気、火災、年末行事特有のトラブルが次々と発生する中、司令課3係にベテランの関家高規(長野博)と新人の綿貫なずな(莉子)が新たに加わる。さらにAIエンジニアが“AI管制員”の導入を持ち込み、人の仕事を機械に置き換えるべきかという議論も浮上。そんなさなか迎えた大みそか、横浜の街を襲う大規模停電が発生し、司令課の現場はかつてない混乱に直面する。


清野は、久しぶりの撮影現場について「指令台に座ると独特の緊張感がある」としつつ、「完璧に覚えていたつもりでも、通報を受けながらモニター操作など同時にやることが多くてアタフタしてしまう(笑)」と率直に明かした。瀬戸康史も「緊張する」と話していたといい、「みんな同じ気持ちで臨んでいるのかなと思いながら撮影している」と語っている。
また、新たに長野博と莉子が加わった現場の雰囲気については「連続ドラマのときもみんな仲が良く、今回も和気あいあいと楽しく過ごしています」とコメント。莉子演じる綿貫なずなについては「最初の頃の雪を見ているようで、勝手に先輩になった気持ち(笑)」と親しみを込めた。さらに長野とは距離を縮めたいとし、「現場にトランプを持ってこようと思ったのに忘れてしまって…」と笑いを交えながら、別番組で共演予定の“ババ抜き”に向けて「空き時間にみんなで練習できたら」とも話した。
作品の見どころについては、「雪はこれまで1列目の指令台に座ることが多かったが、今回は2列目の副台に入ることも多い」といい、「成長した雪の姿を届けられたら」と手応えを口にする。さらに「司令課のメンバーが今回も命をつなげようと一生懸命頑張っている」とした上で、「横浜が大停電に陥り、ヘリコプターも登場するなど、スペシャルドラマならではの壮大なスケールの物語になっている」とアピールした。
視聴者へは「楽しみにしてくださっている声に私もパワーをいただいています」と感謝を伝え、「放送を通じて、見てくださる方に何か一つでも感じ取っていただけるものがあれば」とコメント。前作放送後に「約1万件のジャンクコールが減ったと聞いた」とし、「このドラマが“119番通報”の在り方を改めて伝えるきっかけになれば。ぜひご覧いただけたらうれしいです」と呼びかけた。





