中村雅俊が10日、TOHOシネマズ日比谷で開催された映画『五十年目の俺たちの旅』公開記念舞台挨拶に出席した。
1975年10月にスタートした連続ドラマ『俺たちの旅』は、カースケ、グズ六、オメダが繰り広げる熱い青春群像劇である。これまでも人生の節目でスペシャルドラマが作られてきたが、このたび放送開始50周年を迎え、初の映画化となった。舞台挨拶には、カースケ役で同作の監督を務めた中村をはじめ、グズ六役の秋野太作、オメダ役の田中健、そしてオメダの妹・真弓役の岡田奈々が登壇した。





舞台挨拶では、メインキャスト3人がそろったという奇跡に大盛り上がり。現在74歳の中村が「(年齢的にも)すべては秋野さん(現在82歳)のおかげだと思っています」と言えば、秋野は「50年だからね~。もうすっかり(ドラマの内容を)忘れていたよ。台本読んでも何がなんだか分からなかった。試写会見てもまだ分からないんだから」と返答。軽妙なやりとりで笑いを誘った。
どれだけ時が経っても、本番で3人がそろうと何も演出がいらなかった、と中村。田中が「この3人が出会ったというのはすごいこと。他のキャスティングでは考えられない」と言えば、秋野も「『役づくり』についてよく聞かれますけどね、この作品に関してはそんなものあるわけないじゃない」とバッサリ。フォローしてきた中村には「あなたはいつもそうだよね。どれ見ても一緒だもん」と毒を吐いた。会場が爆笑に包まれるなか、中村は「『何をやっても一緒だ』とよく言われます。ふだんとあまり変わりないって」と苦笑いを浮かべた。


ここで秋野のマシンガントークは止まらず「『俺たちの旅』はできがどうのとかどうだっていいんだよね。とにかく俺たち役者としてラッキーだよ。こうやって3人そろってさ、いまだに一段高いところで、おしゃべりできるんだぜ?」と最後まで秋野節が止まらなかった。




そうして3人で盛り上がるなか、岡田は本作の魅力について「女性から見ても憧れますよね。これから私も老後と言いますか……今も老後ですけれども(笑)。やっぱり真の友だちがいるというのはいいし、必要だと思います。友だちがいると、老後も楽しいんじゃないかと思います」とコメントしていた。


