2018年の平昌(ピョンチャン)冬季五輪で韓国国旗を背負い、男子ショートトラックで金メダルを獲得した林孝埈(リン・シャオジュン、韓国名:イム・ヒョジュン)が、今度は中国代表としてオリンピックの舞台に戻ってくる。
中国国家体育総局は最近、林孝埈を含む2026年ミラノ・コルティナ冬季五輪の出場予定選手124人の名簿を発表した。
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注目を集めているのは、ショートトラックにおける「帰化選手」の存在だ。林孝埈のほか、ハンガリーから帰化したシャオアン・リュウが名を連ねた。
このほか、2022年北京五輪に出場した孫龍(スン・ロン)、李文龍(リ・ウェンロン)、範可新(ファン・カーシン)ら10人も合流した。
林孝埈は、平昌大会のショートトラック男子1500メートルで金メダル、500メートルで銅メダルを獲得した韓国の中心選手だった。

しかし翌年、韓国代表の合宿中に同性の後輩選手のズボンを下ろすいたずらをしたとして、大韓氷上競技連盟から選手資格1年間停止という重い処分を受けた。強制わいせつの疑いにまで発展したが、法的争いの末に無罪判決を受けている。
その裁判の過程で2022年北京五輪への出場に言及し、中国への帰化を選択した。
もっとも、「一人の選手が国籍を変更してオリンピックに出場するには、以前の国籍で出場した国際大会から3年が経過しなければならない」という国際オリンピック委員会(IOC)の五輪憲章の規定により、北京大会への出場は実現しなかった。
長期間、中国国内大会のみに出場していた林孝埈は、2022年9月に中国代表に選出された後、2022~2023シーズンの国際スケート連盟(ISU)ショートトラック・ワールドカップを通じて国際舞台に復帰した。

2025年ハルビン冬季アジア大会では、韓国選手たちと競い合う場面もあった。さらに2025~2026シーズンのワールドツアー第3戦男子500メートルで銀メダルを獲得するなど、再び軌道に乗り、ミラノ・コルティナ大会の舞台を踏むことになった。
林孝埈は最近、『シナスポーツ』とのインタビューで、「最初は適応の時間が必要だったが、今は自分を中国人だと確信している。中国国家代表として五星紅旗を背負い表彰台に立ったり、中国国歌が鳴り響いたりする瞬間に誇りを感じる」と語った。
さらに「中国のユニフォームを着て臨む初めてのオリンピックだ。北京での悔しさをミラノで晴らしたい」と付け加えた。
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