韓国サッカー界のレジェンドの発言が物議を醸している。
その影響が妻にまで及んでいるという。
かつてフェイエノールトやヴィッセル神戸でもプレーし、代表では2002年日韓W杯ベスト4進出にも貢献した元韓国代表MFキム・ナミルの発言が物議を醸している。
バラエティ番組内で放った“他競技を軽視するとも受け取れる発言”が視聴者の間で波紋を広げているのだ。さらに、その余波は妻であるキム・ボミンアナウンサーにまで及んでおり、賛否の声が相次ぐ事態となっている。
問題の場面は、1月24日に韓国で放送されたバラエティ番組『芸スマン(芸能スポーツマン)』でのこと。キム・ナミルは新メンバーとして出演し、クイズやゲームに挑戦していた。
その過程で、「今日は目標がある。1人だけは倒したい」と語り、元プロ野球選手のユン・ソクミンを名指し。これに対しユン・ソクミンが「かなり不快だ。僕のことを知らないと言っていたじゃないか」と返すと、キム・ナミルは「申し訳ないが、本当に知らなかった」と応じ、番組を盛り上げる“舌戦”を繰り広げた。
問題視されているのは、その後の「正直、サッカー以外では野球はスポーツだと思っていない」という発言だ。

これには同席していた元バスケットボール選手のハ・スンジンも「とても共感する」と同調。しかし、ユン・ソクミンは「韓国の野球観客数は年間1200万人。国内リーグだけで見ればサッカーをはるかに上回っている」と反論。そこに元テニス選手のイ・ヒョンテクが「その1200万人は君のおかげじゃない」と指摘すると、ユン・ソクミンは「自分のおかげだとは言っていない」と応じるなど、スタジオは一時、緊張感が漂った。
番組は競争形式で、毎回最下位が脱落するシステムのため、出演者同士の牽制や駆け引きが生まれやすい構造にある。ただし視聴者からは「駆け引きだとしても、他競技を貶める必要があったのか」と疑問の声が相次いだ。
放送後、キム・ナミルは発言について明確な釈明をしていないことから、批判は彼の妻のキム・ボミンアナウンサーにも飛び火する事態に発展。彼女のSNSには、「ソン・フンミンが言うならまだしも、キム・ナミルは何様?」「夫に発言の重さを教えてあげてほしい」「まるでパク・チソン級だと思っているみたい」「五輪競技はサッカーだけじゃない」「ユン・ソクミンがどんな選手だったかも知らずに?」など、抗議コメントが相次いで寄せられている。

ただ、その一方で「バラエティ番組の演出に過ぎない」「なぜ妻のSNSにまで批判しに行くのか分からない」など過剰反応だとする声もあり、意見は大きく割れている。
SNSが生活に深く根付いた現在、番組内の発言や演出は瞬時に切り取られ、文脈を離れて拡散される時代にある。日本でも、いわゆる“バラエティ的なノリ”が制作側の意図とは異なる形で受け取られ、炎上に発展したケースは少なくない。笑いや演出として消費されてきた表現が、そのまま通用しなくなりつつある中で、出演者にも番組側にも、これまで以上に発言の影響力を意識した慎重さが求められている。
(記事提供=OSEN)
■【写真】夫の移籍で美人妻に“性的な中傷”…試合中、7歳下選手にプロポーズ受けた韓国サッカー女神


