俳優チョン・ヘインが海外のファッションウィークで人種差別的だと受け止められる場面があったとして、韓国で残念さと怒りの声が広がっている。
最近、SNS上ではミラノ・ファッションウィークに出席したチョン・ヘインの姿が映像で捉えられた。
ハイエンドのデザイナーブランドのショーに招待されたチョン・ヘインは、最前列に座ってショーを鑑賞していた。
しかし、チョン・ヘインの両隣に座った別のセレブたちが、彼を挟んだまま密着して会話を交わしていた。ポップスターのベンソン・ブーンとトルコ出身俳優のケレム・バーシンが、いわゆる「大股開き」の姿勢で座り、チョン・ヘインを無視するかのように互いにだけ向き合って話す様子が、見る側にも不快感を与えたのだ。
当初、この場面はファッションウィークの一コマとして、男性ファッション誌『GQ』など、関係者の公式SNSを通じて、自然な光景のように拡散された。
しかし、チョン・ヘインに気づいた韓国および海外のファンたちが、両隣に座るグローバルセレブたちの無礼な態度を指摘した。

実際の映像では、チョン・ヘインがやや居心地の悪そうに姿勢や表情を整える瞬間にも、ベンソン・ブーンとケレム・バーシンの会話は途切れなかった。
これに対し、ファンたちは「明らかな人種差別だ」「東洋人が控えめに対応するから、ああした態度を取り続ける」「人種以前に、他人を間に置いてあれは無礼だ」などと批判の声を上げた。一方で、「特に問題視するほどではない」「過剰反応ではないか」とする声も出ている。
BLACKPINKメンバーにも類似事例
残念ながら、韓国のスターが海外のファッションウィークで人種差別的な行為を受けたのは、今回が初めてではない。
チョン・ヘインに先立ち、ガールズグループBLACKPINKのメンバー、ロゼもまた、グローバルセレブによる無礼な振る舞いの被害に遭っている。
昨年10月、パリ・ファッションウィークで開かれたフランスの高級ブランドのショーに、ロゼはグローバルアンバサダーとして招待された。
その後、英ファッション誌側がイベントに出席したセレブたちの写真を撮影して掲載したが、ロゼだけが照明の影に隠れた状態で、歌手チャーリー・XCX、モデルのヘイリー・ビーバー、俳優ゾーイ・クラヴィッツの姿のみが掲載された。

さらに、ヘイリー・ビーバーがチャーリー・XCXと2人だけで親しげに会話する一方、ロゼに向かって手招きし、隣の席へ引き寄せるような仕草を見せる様子がSNS動画を通じて拡散された。まるでペットを扱うかのようなヘイリー・ビーバーの手振りはファンに衝撃を与え、その後、彼女のSNSはロゼを擁護するファンたちの抗議コメントで埋め尽くされた。
それから数カ月後、今度はチョン・ヘインが人種差別的な行為の被害を受けた形となった。
とりわけファッションウィークの現場で繰り返されるグローバルスターたちの無礼な振る舞いが、やるせなさを残している。
(記事提供=OSEN)
◇チョン・ヘイン プロフィール
1988年4月1日生まれ。26歳だった2014年にドラマ『百年の花嫁』で俳優デビューを果たし、日本でも人気の『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』ではヒロインの初恋役として特別出演した。主な出演作にドラマ『刑務所のルールブック』『よくおごってくれる綺麗なお姉さん』『ある春の夜に』、映画『ユ・ヨルの音楽アルバム』『スタートアップ!』など。
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