一部メンバーが事務所に復帰したガールズグループNewJeans(ニュージーンズ)に、“活動再開”をうかがわせる変化が相次いでいる。
公式SNSや音楽プラットフォーム上の表記整理をきっかけに、グループの再始動を期待する声が高まる一方で、体制をめぐる不安もなお消えていない。
2月2日、NewJeansの公式SNS(X、Facebook、YouTube)では、バナー画像が一斉に変更された。従来使用されていたメンバーの集合写真は姿を消し、現在はグループロゴが表示されている。
Xのプロフィール画像も集合写真から、公式応援棒「Binky Bong(ビンキボン)」の画像へと差し替えられた。
復帰は4人組? 3人組?

変化は音楽プラットフォームにも及んだ。Spotifyのアーティスト紹介欄では、これまで記載されていたMINJI、HANNI、DANIELLE、HAERIN、HYEINといったメンバー名、そしてADORの創設者で前代表だったミン・ヒジンの名前がすべて削除された。
SNSの変更に続く一連の修正に、ネット上では「NewJeansが4人体制に向けて準備を進めているのではないか」という見方が広がっている。
こうした推測を補強するような事例もある。HYBEのゲーム子会社ドリームエイジが運営するモバイルリズムゲーム『Rhythm Hive』では、NewJeansの団体画像からダニエルだけが削除されていたことが確認されている。ゲーム内のアーティストラインアップや関連アイテムでも、ダニエルに関する要素は見当たらない。

すでにダニエルは、事実上の“脱退メンバー”として扱われている。ADORは2025年12月29日、ダニエルとの専属契約解除を公式に発表し、「ともに活動することは難しいと判断した」と説明した。あわせて、約431億ウォン規模とされる損害賠償請求訴訟を提起したことも明らかにし、大きな波紋を呼んだ。
一方で、ダニエルを除くメンバーの動きは分かれている。ヘリン、ヘイン、ハニはすでにADORへの復帰が確定しているが、ミンジについては「話し合いを続けている段階」とされ、復帰の最終的な結論は公式に発表されていない。
ミンジは昨年11月、ダニエルやハニとともに「ADORに復帰することを決めた」と一方的に復帰を宣言した。その後、ハニは公式に復帰が発表され、逆にダニエルは脱退することになっている。ミンジの復帰の可否だけが、3カ月近く宙に浮いたままだ。

この“空白”が、NewJeansは本当に4人で戻るのか、それとも最終的に3人体制になるのではないかという懸念を生んでいる。
復帰への道筋が完全に固まっていない点に加え、仮に再始動したとしても、かつてのような活躍が約束されているわけではないという厳しい見方もある。
ADORとの契約紛争を経て、NewJeansに対する大衆の視線は大きく変わったとされる。デビュー当初に評価された純粋で新鮮なイメージは薄れ、裁判所が専属契約の有効性を認めた後も独自活動を模索した姿勢が、「無責任」という印象を与えたとの指摘も出ている。
さらに、紛争の過程でミン・ヒジン前代表の主張に同調したことが、他グループを巻き込む世論の分断を生んだ点も、回復すべき課題として残っている。真摯な説明や謝罪なしに活動を再開しても、失われた信頼を取り戻すのは容易ではないというのが、業界内の冷静な見方だ。
仮に4人での再始動が実現しなかった場合、NewJeansは想定よりもさらに小さな体制で再出発を余儀なくされる可能性もある。
NewJeansは今、分岐点に立っている。4人での復帰が現実味を帯びつつある一方で、体制はなお不透明で、再出発が成功につながる保証もない。期待と不安が交錯するなか、彼女たちがどのような形で再スタートを切るのか、その行方に注目が集まっている。
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