実在の殉職消防士の“死因当て”をバラエティとして消費した韓国の番組に対し、親族が強く反発する事態となったが、番組側はこれに反論した。
2月18日、ディズニープラスで配信中のバラエティ番組『占い師たちの運命バトル』の制作側は「本番組に登場する個人のエピソードは、当事者本人、または家族などの代理人との事前協議と説明を経たうえで、理解と同意のもと提供されたものだ」と明らかにした。
また、「占い師が出演するサバイバル形式の番組であるという企画意図や構成についても説明しており、関連情報の提供および肖像使用についても同意を得ている」と説明した。
番組では第1ラウンドのミッションとして、49人の占い師が故人の生年月日時をもとに、死亡の背景を推測する課題が与えられた。この中には、2001年に発生した「弘済洞(ホンジェドン)放火事件」で殉職した故キム・チョルホン消防士の四柱が事例として取り上げられていた。
番組配信後、自身をキム・チョルホン消防士の親族と名乗るネットユーザーA氏が、「制作陣は尊い犠牲を称える趣旨で番組を作ったと言っているが、正直まったく理解できない」と不満をあらわにした。

さらにA氏は「番組を見た人ならわかるが、巫俗人たちが叔父がどうやって死んだのかを当てようとし、スタジオの出演者たちは刺激的な言葉やリアクションをしている。それを見て本当に腹が立った」と批判した。
これに対し制作側は、「事案の敏感性を十分に認識したうえで、制作の全過程にわたり慎重に検討しながら番組を制作した」と釈明した。
実在の殉職消防士の人生と最期を「占いの材料」として消費した構図に、オンライン上でも強い拒否感が広がっているが、制作側はあくまで“手続き上の正当性”を前面に押し出し、番組に落ち度はないとの立場を貫くようだ。
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