韓国が再び台湾に足をすくわれた。
「2026ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」プールCで1勝2敗となり、ベスト8進出に暗雲が立ち込めている。
3月8日、韓国は東京ドームで行われたWBC1次ラウンドプールC第3戦の台湾戦において、4-5で敗北した。
延長戦までもつれ込む接戦だった。タイブレークの末に敗れ、危機を迎えた韓国は、オーストラリア戦にすべてを懸けなければならない状況となった。
本塁打に泣かされた形だ。先発の柳賢振(リュ・ヒョンジン)をはじめ、後を継いだクァク・ビン、デーン・ダニングも力投したが、それぞれ1本ずつホームランを許した。打線ではキム・ドヨンが奮起したものの、前のチェコ戦や日本戦のような力を見せることはできなかった。
韓国は先制を許した。1回表を三者凡退で抑えた後の2回表。柳賢振が台湾の“大砲”張育成(ジャン・ユーチェン)に1発浴び、0-1とリードを許した。

台湾の先発の古林睿煬(グーリン・ルェヤン)に苦しめられていた韓国は、5回裏に活路を見出した。
先頭打者のアン・ヒョンミンが四球で出塁し、ムン・ボギョンが安打を放って無死1、3塁のチャンス。シェイ・ウィットコムが併殺打に倒れたものの、3塁走者のアン・ヒョンミンが生還して、同点に追いついた。
6回表にソロ本塁打を浴び、再び勝ち越された韓国だったが、6回裏に本塁打で返した。主役はキム・ドヨンだ。本大会に入ってから打撃で苦労していたが、その鬱憤を晴らすかのような豪快な長打が飛び出した。
1死1塁の場面で、台湾の左腕・林維恩(リン・ウェイエン)の初球、内角の速球を完璧に捉え、左中間スタンドへ運ぶ2ラン本塁打を放った。3-2にして、この試合で初めて韓国がリードを奪った瞬間だった。
しかし8回表、またしても本塁打に泣いた。2死まで順調に打ち取っていたダニングが2ラン本塁打を浴び、逆転を許す。それでも韓国は食い下がった。8回裏にキム・ヘソンが四球で出塁すると、キム・ドヨンが右中間を破る2塁打を放ち、土壇場で同点に追いついた。

結局、試合は延長タイブレークへと突入した。10回表、先頭打者のバントの際、1塁手の判断ミスが重なり無死1、3塁。連続バントに屈し、1点を失った。
10回裏、キム・ヒョンジュンが犠牲バントを決め、2塁走者のキム・ジュウォンを3塁へ進めた。しかし、続くキム・ヘソンが内野ゴロに倒れ得点ならず。最後は、キム・ドヨンがファウルフライに倒れ、4-5で韓国の敗北が決まった。


