「やはり、大谷は世界最高の選手。見て学ぶべき点が本当に多かった」
韓国球界の若きスーパースター、キム・ドヨン(22、KIAタイガース)が、世界の頂点に立つ大谷翔平(31、LAドジャース)と対峙した率直な思いを語った。
韓国の至宝は世界のトップを目の当たりにしたことで、自身が目指すべき方向性を見出したようだ。
3月7日に行われたWBCの日韓戦。キム・ドヨンは同じグラウンドで、大谷翔平と同じ空気を吸った。
韓国プロ野球を支配し、MVPに輝いた若き主砲であっても、メジャーを席巻する大谷の存在感は強烈な刺激となった。
キム・ドヨンは日韓戦後、「正直に言って壁を感じた。大谷が世界最高の選手であることを改めて痛感した」と振り返っていた。一方で「彼を見たことで、自分に足りないものが何なのか明確になった。これは大きな経験になる。もっと成長するために、絶え間なく努力しなければならないという確信が持てた」と力強く語っていた。

彼が注目したのは大谷の技術だけではない。プレー中の集中力、グラウンドでのマナー、そして世界中のメディアに対する立ち振る舞いに至るまで、大谷のすべてが学びの対象だった。
“選手が憧れる選手”と言われる大谷の品格に触れ、キム・ドヨンもまた、真のスーパースターへと駆け上がるためのロードマップを心に描いたようだ。
キム・ドヨンは今大会、メジャーのスカウト陣の目を釘付けにするほどの猛打を振るっている。特に、東京ドームに集結したMLB関係者の前で、自身の価値を証明。台湾戦でのホームラン後には、MLB公式サイトが「韓国の次世代スターが東京ドームを熱狂させた」と絶賛したほどだ。
アジアの舞台が狭く感じられるほどの爆発力を見せる彼にとって、「メジャーリーガー、キム・ドヨン」という呼び名は、もはや遠い夢ではない。

大谷翔平という巨大な道標を胸に、キム・ドヨンはさらなる高みを目指す。ロールモデルを定め、その高さを実感しただけでも、今大会の収穫は十分すぎるほどだ。
世界が注目する唯一無二の存在へと成長する日は、そう遠くないはずだ。


