韓国を象徴する2つのアイコンが、6年ぶりの邂逅を果たした。
国家機関も認めるスターの凱旋だ。
韓国国家遺産庁は3月11日、公式SNSで「6年ぶりに再会した景福宮とBTS」というメッセージとともに、景福宮(キョンボックン)が持つ歴史的意義を伝えた。あわせて、ティザー映像の撮影が行われた主要エリアについても詳細に案内している。
BTSはコロナ禍の2020年、米NBCの人気番組『ザ・トゥナイト・ショー』を通じて、景福宮を舞台にした圧倒的なパフォーマンスを披露し、世界を熱狂させたことがある。
今回のコンテンツは、朝鮮王朝の正宮としての象徴的な場所を背景に、韓国の古典的な美しさとBTSの現代的な感性を調和させたものとなっている。


説明によると、今回のティザー映像のメイン舞台は景福宮の中心部である「勤政殿(クンジョンジョン)」一帯だ。ここはかつて王の即位式や宮中宴会など、国家の重要行事が執り行われた厳粛な場所である。BTSは勤政門や勤政殿の雄大な柱の間を縫い、唯一無二の雰囲気を演出している。
続いて、撮影の動線は王が日常の政務を執り行い、臣下たちと議論を交わした「思政殿(サジョンジョン)」へと続く。国家遺産庁は、「その間に光化門の掲額(扁額)は黒地に金色の文字へと架け替えられ、王と民の疎通空間であった月台(ウォルデ)も復元された」と、この6年間における景福宮の変化についても言及した。

来る20日に発売されるBTSの5thフルアルバム『ARIRANG』のリード曲『SWIM』は、人生の荒波に揉まれながらも、止まることなく突き進む姿勢を歌っている。リーダーのRMが作詞全般を手掛け、曲に深みをもたらしており、「人生への愛」をベースに淡々と綴られるメッセージが特徴だ。
BTSはアルバム発売翌日の21日20時、ソウル・光化門広場の特設ステージにて、約1時間にわたるカムバックライブを開催する。
当日は円滑な進行と市民の安全確保のため、会場一帯で交通規制が行われるほか、地下鉄の臨時通過(無停車通過)などの対策が実施される予定だ。国の心臓部で繰り広げられる彼らのステージは、国家遺産の価値を世界に再び知らしめる契機となるだろう。


