俳優のカン・テギさんがこの世を去ってから、13年の歳月が流れた。
1950年生まれのカン・テギさんは、2013年3月12日16時30分、仁川(インチョン)の自宅で息を引き取った。享年62。
警察によると、故人は当時、自宅の寝室のベッドの上で、横たわった状態で発見されたという。
故人の妹は「兄は前日の19時頃、一人で部屋に入ったきり出てこず、翌日の午後に外出から戻ってみると亡くなっていた」と話したという。
遺族は、故人が詐欺被害に遭った後、約1年間にわたり外部との連絡を断って過ごしていたと明かした。警察は持病の高血圧に関連した死亡の可能性を視野に入れていたが、司法解剖の結果、死因は狭心症による心筋梗塞であることが確認された。
カン・テギさんはソウル演劇学校を卒業後、1976年にTBC公募タレント6期として俳優活動をスタートさせた。その後、劇団「実験劇場」の舞台『エクウス』をはじめ、『カサブランカよ、もう一度』『貴婦人の訪問』『あなたを愛しています』など、数多くの演劇舞台に立った。
映画やドラマでも精力的に活動。映画では『人の子』『南部軍 愛と幻想のパルチザン』『ニムの沈黙』などに出演。ドラマでは『土地』『龍の涙』『太祖王建』など、計500余りの作品に名を連ねた。

逝去当時、次男のカン・ジヒョン氏は「父は最高の芸術家だった。すべてを教えてくれ、私の心に幸せを与えてくれた人だ」と語っていた。


