宮崎麗果の1.5億円脱税も霞むインパクト…性別すらもウソ、韓国女性インフルエンサーの虚構世界 | RBB TODAY

宮崎麗果の1.5億円脱税も霞むインパクト…性別すらもウソ、韓国女性インフルエンサーの虚構世界

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宮崎麗果の1.5億円脱税も霞むインパクト…性別すらもウソ、韓国女性インフルエンサーの虚構世界
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3月18日、法人税法違反などの罪に問われたインフルエンサー、宮崎麗果被告の初公判が東京地裁で行われた。

起訴内容によれば、経営する会社「Solari」の架空の業務委託費を計上するなどの手口で約5億円の所得を隠し、法人税など約1億5700万円を脱税したとされる。

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SNSでは、高級車やブランド品に囲まれたセレブ生活を惜しげもなく発信し、多くの女性たちの憧れの的だった宮崎被告。その華やかな暮らしの裏側にあった“闇”が、法廷で白日の下にさらされた今、ネット上には冷ややかな声も広がっている。

だが、こうした虚構が崩壊する事件は、日本だけの話ではない。むしろ隣の韓国では、インフルエンサー文化の拡大とともに、より劇的で衝撃的な転落劇が繰り返されてきた。

韓国では、SNSが単なる自己表現の場ではなく、広告契約や商品販売に直結する“巨大なビジネスの入口”としても機能している。フォロワー数はそのまま収益と信用に結びつき、人気インフルエンサーの紹介一つで商品が爆発的に売れることも珍しくない。ライブ配信で商品を販売するライブコマースも盛んで、インフルエンサー自身が販売者として巨額の売り上げを生むケースもある。

その一方で、成功した自分を演出する圧力は極めて強い。華やかな生活を見せ続けること自体がビジネスである以上、虚構が膨らみ、やがて崩壊する事件も後を絶たないのである。韓国インフルエンサー界では、そんな“虚飾の成功”が破綻した例がいくつも存在する。

世界を騙したNetflix出演者

韓国インフルエンサーの事件を語るうえで、まず外せないのがNetflix恋愛リアリティ番組『脱出おひとり島』で世界的な注目を集めたソン・ジア(フリージア)だ。

20代にしてシャネルやディオールなどのハイブランドを身にまとい、YouTubeやSNSで“ヤング&リッチ”の象徴として人気を集めた。しかし、後に着用していた衣服やアクセサリーの多くが、コピー商品の偽物だったことが発覚する。

ソン・ジア
(写真=ソン・ジアInstagram)

SNSで演出されたセレブのイメージは一夜にして崩壊。世界に配信されるNetflix番組に出演していたことが仇となったか、韓国だけでなく、海外でも猛烈な批判が巻き起こり、活動休止に追い込まれた。SNS上の成功が、いかに脆い砂上の楼閣であるかを象徴する事件となった。

「麻薬」の奈落へ…エリート美女の転落

恋愛リアリティ番組『ハートシグナル』に出演し、名門工科大学卒の自動車整備士兼インフルエンサーとして人気を集めていたソ・ミンジェも、その一人だ。

ソ・ミンジェ
(写真=ソ・ミンジェInstagram)

彼女の転落は2022年、SNSでの突発的な暴露投稿から始まった。インスタグラムに歌手ナム・テヒョン(元WINNER)がヒロポンを使用したとする投稿を連続して掲載。突然の暴露は瞬く間にネット上に拡散され、警察の捜査が始まる事態となった。

しかし、その後の検査で本人からも麻薬の陽性反応が確認され、逮捕・起訴。2024年には執行猶予付きの有罪判決が下されている。かつてSNSで築いた「知性と成功を兼ね備えた女性」というイメージは、薬物事件によって完全に崩れ去った。

性別すらも偽った稀代の詐欺師

だが、韓国社会を本当の意味で震撼させたのは、こうした個人の転落をはるかに超えるものだった。性別までも偽り、人生そのものを虚構で塗り固めた者もいたのだ。

チョン・チョンジョの事件である。

チョン・チョンジョ
(画像=『チャンネルAニュース』)当時、ニュース番組で報じらられたチョン・チョンジョの顔

彼女はSNSなどを通じて「カジノ大手のパラダイスグループの隠し子」を自称。高級マンションに住み、常にボディガードを伴う生活を演出するなど、徹底したセレブ像を作り上げていた。その華やかな人物像に、元女子フェンシング韓国代表のナム・ヒョニまでもが信頼を寄せ、2人は婚約を発表。国民的アスリートの婚約相手として、一躍メディアの注目を浴びることとなった。

しかし、その正体は前科持ちの詐欺師で、女性でありながら男性と性別を偽っていたことまで発覚。ナム・ヒョニを利用して信用を得ることで、周囲から集めた被害総額は計30億ウォン(約3億円)に達した。小説のような虚構の人生は完全に崩壊し、2024年には懲役13年の実刑判決が言い渡された。SNS時代を象徴する大型詐欺事件として、韓国社会に大きな衝撃を与えた。

韓国SNS社会の特徴

なぜ、こうした極端な「虚構の人生」が生まれてしまうのか。その背景には、韓国特有のSNSビジネス構造がある。

日本では一般的に「SNS→外部ECサイト→購入」という導線をたどるが、韓国ではSNS投稿やストーリーから直接購入に至るケースが多く、インフルエンサー自身がライブ配信で商品を販売するライブコマース市場も巨大だ。

つまりフォロワー数は、単なる人気の指標ではなく、そのまま信用と収益に直結する資産でもある。

その結果、インフルエンサーにとって「成功している自分」「輝いている自分」は、単なる見栄ではなく商売道具となる。反面、ひとたびその偶像に傷がつけば、ビジネスは崩壊し、激しいバッシングに晒される。この過酷な構造が、虚飾という出口のない迷宮へ人々を追い込んでいる側面もある。

宮崎被告の脱税、そして韓国インフルエンサーたちの虚飾や犯罪。その根底にあるのは、SNSという鏡に映る自分を、本物以上に輝かせたいという欲望だ。

フォロワーの称賛という強い中毒性に抗えず、一度手にした「成功のイメージ」を守るために現実を歪めてしまう。画面越しに流れてくる華やかな日常の裏側には、どれほどの虚構が潜んでいるのか。

SNSが生み出す“キラキラした成功”の陰で膨らむ嘘。その危うさを、私たちは今あらためて見つめ直す必要があるのかもしれない。

(文=スポーツソウル日本版編集部)

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《スポーツソウル日本版》

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