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【現地レポート】BTSの完全体復活。伝統と現代が交錯した「ARIRANG」の衝撃

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【現地レポート】BTSの完全体復活。伝統と現代が交錯した「ARIRANG」の衝撃
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「私を捨てて行かれる方は、十里も行かずに足が痛むだろう」

3月21日夜、大韓民国の歴史が刻まれた光化門(クァンファムン)広場に、胸を締め付けるような『アリラン』の旋律が響き渡った。BTSのカムバックライブ『ARIRANG』だ。

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紫色の光に染まったソウルの夜空の下で繰り広げられたこの公演は、グループの新章である「BTS 2.0」を全世界に宣言する舞台であり、21世紀の韓国文化史に鮮明に刻まれる記念碑的な事件となった。

(写真提供=BIGHIT MUSIC、Netflix)

光化門広場という場所の象徴性ゆえに、公演前から大きな話題と論議の中心にあったステージだ。

しかし、ベールが脱がされた瞬間、そこは「BTSでなければ成し得ない」巨大な芸術の場へと変貌した。2022年10月以来、3年5ヶ月にわたる「軍白期(軍入隊による空白期)」を終えて完全体として立った彼らは、「やはりBTSだ」という感嘆が自然と漏れるほどの圧倒的な存在感を証明してみせた。

(写真提供=BIGHIT MUSIC、Netflix)

公演の核心は「伝統と現代の融合」にあった。ニューアルバムの1曲目であり、ライブのオープニングを飾った『Body to Body』が始まると、現場は熱狂に包まれた。特に曲の終盤、壮大な『アリラン』の旋律が広場全体を包み込んだ瞬間、言葉では言い表せないほどの感動が押し寄せた。

世界中から集まった10万人の群衆が、世宗(セジョン)大王像の前で韓国の民謡を合唱(テチャン)する光景は、わずか数年前には想像すら難しかった非現実的な絶景であった。

(写真提供=BIGHIT MUSIC、Netflix)

演出もまた革新的だった。額縁構造のキューブ型LEDステージが光化門の全景をフレーム内に取り込み、韓国伝統建築の「借景(背景の景色をデザインの一部として取り入れる技法)」の美学を具現化したからだ。

楽曲の呼吸に合わせて10万個のペンライトが波打ち、光化門の楼閣に映し出されるメディアファサードがメンバーのパフォーマンスと連動。広場全体がひとつの巨大な芸術作品へと昇華した。

(写真提供=BIGHIT MUSIC、Netflix)

光化門で新たな伝説の幕を開けたBTSは、来る4月9日、11日、12日の3日間、京畿道(キョンギド)の高陽(コヤン)総合運動場・主競技場にて、ワールドツアー『ARIRANG』の錨を上げる。

今回のツアーは、計34都市82公演に及ぶ過去最大規模のスケジュールだ。ソウルの中心部、光化門から始まった『ARIRANG』の旋律が、今まさに全世界を包み込もうとしている。

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《スポーツソウル日本版》

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