28日放送の『住人十色』(MBS)では、「建築士夫婦が出した最適解! 2つの箱をズラした家」が紹介される。
舞台は、東京都の深大寺エリア。建築士夫婦が利便性やコスパを追求し導き出した、最適解の家を紹介する。住人(アルジ)は、夫婦ともに大手ゼネコンに勤める4人家族。1年前、夫婦で設計して家を建てた。

かなり交通量が多い道路に面した家は、2つの木の箱を組み合わせたような外観。中に入ると、玄関には有孔ボードを使った壁面収納と、大容量の収納スペースがある。この形になったのは、帰宅時に散らかりがちな荷物や上着、さらには花粉もリビングには持ち込ませないため。2人の子を持つ一家がたどり着いた“ファイナルアンサー”だった。

家はスキップフロアになっていて、1階のリビングから1メートルほど上がったところに、15帖の広々としたダイニングキッチンがある。一般的にスキップフロアは、床の高さをずらすことで空間を広く見せる手法だが、この家ではダイニングを一段上げたことによって、窓からの視線や道路の騒音を感じにくくしている。

一級建築士の資格を持つ夫婦。家を建てるにあたって見つけたのが、交通量の多い道路に面したうえ、日が入りづらい北向きの土地だった。そこで不安を解消するべく家の形について試行錯誤を重ねた結果、夫婦で考えたプランはなんと30通り以上。最終的にたどり着いた答えが、ずらして置いた2つの箱。箱をずらした形に配置することで、2つの庭を確保した。北側の庭は交通量の多い道路から寝室などプライベートな空間を遠ざける役割を、南側の庭はリビングやダイニングキッチンに光を取り込む役割を果たしている。
スタイリッシュなキッチンの中身は機能的なIKEA。見えるところは大工に作ってもらうことによって高級感あるキッチンに仕上がり、しかも約100万円のコストダウンにつながった。

また造作のテレビボードにも仕掛けがあり、生活感を消しながら便利に使うためさまざまなプランを試した結果、前面にカゴやイスなどに使われる素材・ラタンを採用。これがテレビボードのファイナルアンサーだという。

家の形だけではなく、利便性やコスト、さらには家族の居心地も納得できるまで追求した、一家なりの“ファイナルアンサー”が詰まった家。実は、玄関を入ってすぐの広い土間は特定の使い方を決めていないといい、「今後どういうふうに使っていこうかなっていうのは、これからも発見していけたらと思います」と夫。そんな家について、妻は「家族の居場所がそれぞれあって、それぞれが楽しみながら暮らせてるなっていうのがすごく心地よくて、幸せ度が高いですね」とコメントした。





