実家が太くても売れるとは限らない K-POPの“財閥ドル”に明暗、なぜここまで差がついたのか | RBB TODAY

実家が太くても売れるとは限らない K-POPの“財閥ドル”に明暗、なぜここまで差がついたのか

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実家が太くても売れるとは限らない K-POPの“財閥ドル”に明暗、なぜここまで差がついたのか
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実家が太い“財閥ドル(財閥+アイドル)”と呼ばれるアイドルたちの明暗が、あまりにもくっきりと分かれた。

3月27日、所属事務所MODEN BERRY KOREAは、ボーイズグループ「Air100」でのデビューが予定されていたハ・ミンギとの契約終了を発表した。

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公開当初から、人気トッポッキチェーン「シンジョントッポッキ」創業家とのつながりで注目を集め、「トッポッキスプーン」「粉食ドル」などと呼ばれた練習生だったが、結局はデビュー前に白紙となった。

華やかな家柄で話題になったはずの“財閥ドル”が、話題性をそのまま成功に変えられず、デビュー前に頓挫した格好だ。

だが一方で、同じ“財閥ドル”でも、まったく違う道を歩んでいる人物がいる。男女混成グループALLDAY PROJECTのアニーだ。

新世界グループ創業家の3世としてデビュー前から大きな注目を集めたが、デビュー後は『FAMOUS』『WICKED』などのヒットで存在感を強め、2025年の『MBC歌謡大祭典』新MCにも抜擢された。

もちろん、そこには「家柄が影響したのではないか」という視線もつきまとった。それでも、アニーの話題は家柄だけで止まらなかった。財閥のお嬢さまという看板の先に、アイドルとしての実績と本人のストーリーが積み上がっていったからだ。

なぜ明暗が分かれたのか

同じように“財閥ドル”と呼ばれながら、なぜここまで明暗が分かれたのか。

アニー
(写真提供=OSEN)アニー

まず大きいのは、家柄の使い方そのものだろう。アニーの場合、確かに「新世界家の孫娘」という出自は強力な話題になった。だが、それはあくまで入口にすぎなかった。

ALLDAY PROJECTは、そもそもK-POPでは珍しい男女混成グループというだけでも注目を集める存在だった。しかも、混成グループが不利とされる現在のK-POP市場でヒットを出し、新人としては異例の注目度を得た。アニー本人も、単なる“財閥令嬢”ではなく、混成グループの中心メンバーとして話題を拡張していったのだ。

さらにアニーには、家柄以外の“物語”もあった。財閥家の子女でありながら、歌手になることをめぐって家族と葛藤し、その条件としてコロンビア大学入学を求められ、それを実現したうえでデビューに至った、という経緯だ。2026年には学業のため復学することまで伝えられた。

こうしたエピソードは、たとえ批判があっても、「ただ親の力で押し込まれた人」という単純な見え方から、少しずつずれていく。財閥という肩書きを背負いながらも、それだけではない人物像が積み重なっていったわけだ。

対してハ・ミンギは、家柄が話題になったあと、その先に進む前に崩れてしまった。

ハ・ミンギ
(写真=MODEN BERRY KOREA)ハ・ミンギ

彼を公開したMODEN BERRY KOREAは当初、「シンジョントッポッキ代表の孫」としてハ・ミンギを紹介し、世間の注目を集めた。だが直後に、「年齢差的に本当に孫なのか」という疑問が噴出した。創業者の一人であるハ・ソンホ代表は、1977年生まれで当時48歳であるにもかかわらず、ハ・ミンギは18歳だったからだ。

さらにシンジョントッポッキ側からも「代表の孫というのは事実ではない」との趣旨の反論が出た。

結局、事務所は「ハ・ソンホ代表の甥」と訂正することになる。つまり、“財閥ドル”として売り出そうとした最初の一手で、もっとも重要な家柄情報そのものを誤っていたのだ。

問題は、それだけではなかった。MODEN BERRY KOREAはこの誤情報を訂正したうえで、オンライン上の噂に法的対応を取る可能性まで示唆した。だが、もともとの混乱を招いたのは自分たちの広報だったため、世論の反応は冷ややかだった。

結果としてハ・ミンギは、“財閥ドル”として華やかに登場するどころか、「失敗したお金持ちマーケティング」の象徴のような存在になってしまった。デビュー前から家柄ばかりが先に立ち、本人の実力や魅力が語られる前に、炎上だけが広がった。

ハ・ミンギ
(写真=MODEN BERRY KOREA)ハ・ミンギ

ここに、“財閥ドル”の難しさがある。

家柄は、確かに強い話題性になる。無名の新人でも、一気に注目を集められる。だがその反面、世間の視線も普通の新人よりはるかに厳しくなる。「本当に実力があるのか」「家柄で押し上げられていないか」「ゴリ押しではないのか」という疑いを常に浴びることになるからだ。

このように、“財閥ドル”は高い話題性を持つ半面、その肩にのしかかる重さもまた大きい。結局、家柄の看板だけでは、本当の意味でアーティストとして認められないのだ。

結局のところ、財閥出身という“出自”は万能ではない。むしろK-POPの世界では、それは強い追い風であると同時に、少しでもバランスを崩せば一気に逆風へ変わる危うい看板でもある。

アニーとハ・ミンギの明暗は、財閥出身という肩書きが甘い近道ではなく、むしろ実力も態度もより厳しく測られる両刃の剣であることを、かなり残酷なかたちで示している。

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《スポーツソウル日本版》

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