昨年11月にこの世を去った映画監督キム・チャンミンさんの死因が、暴行による脳出血だったことが遅れて明らかになった。
3月31日、韓国メディア『聯合ニュース』の報道などによると、キム・チャンミンさんは2025年10月20日の未明、息子とともに京畿(キョンギ)道・九里(クリ)市のある食堂を訪れていた。
息子がトンカツを食べたがったため、早朝に店を訪れたという。なお、息子には自閉傾向があると伝えられている。
しかし、食事の途中で店内にいた別の客と騒音などをめぐってトラブルになり、口論は次第にもみ合いへと発展した。キム・チャンミンさんは暴行を受けて店の床に倒れ、病院に搬送されたが、意識を取り戻すことはなかった。
遺族は同メディアに対して、「事件現場の近くに大学病院があったにもかかわらず、搬送が1時間遅れたことでゴールデンタイムを逃した」と無念さを明かした。

さらに、「複数の容疑者のうち1人に対してのみ拘束令状が請求され、その後になって2人を特定して令状を請求したが、それも棄却されるなど、捜査がずさんで数カ月にわたり遅れている」と、捜査への不満を訴えた。
また、「事件から5カ月が経った今も、息子を死に追いやった犯人が自由に街を歩き回っている」と怒りをにじませ、「長年、映画業界で苦労しながら活動してきて、ようやく花開き始めたところだったのに、あまりにも無念だ」と胸の内を語った。
キム・チャンミンさんは当時、脳死と判定され、臓器提供によって4人の命を救い、亡くなった。
なお、キム・チャンミンさんは2013年に映画『サスペクト 哀しき容疑者』で小道具担当として映画界に入り、『大将キム・チャンス』(2017)、『The Witch/魔女』『麻薬王』(2018)、『雨とあなたの物語』(2021)、『消防士 2001年、闘いの真実』(2024)などでは作画チームとして参加した。
監督としては、『誰かの娘』(原題・2016)、『九宜駅3番出口』(原題・2019)を手がけた。
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