篠田麻里子の再婚で見えた日韓の違い 韓国ではほぼ起きない“玉の輿婚”のリアル | RBB TODAY

篠田麻里子の再婚で見えた日韓の違い 韓国ではほぼ起きない“玉の輿婚”のリアル

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篠田麻里子の再婚で見えた日韓の違い 韓国ではほぼ起きない“玉の輿婚”のリアル
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日本の芸能界において、女性タレントが実業家や資産家と結ばれるニュースは、もはや珍しいものではない。

その象徴的な存在として、改めて注目を集めているのが元AKB48、篠田麻里子の再婚だ。

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篠田は2019年、3歳年下の経営者と結婚し、翌年には第1子を出産したが、夫婦関係の悪化によって2023年に離婚。それから約3年後、株式会社ナレッジワーク創業者で代表取締役CEOを務める、麻野耕司氏との再婚を発表した。

平成を駆け抜けた元トップアイドルの私生活はたびたび話題となってきたが、今回のニュースが改めて印象づけたのは、日本では「女性芸能人とビジネス界の成功者」の結びつきが比較的身近なものであるという事実だろう。

実際、日本では女優や女性タレントが、経営者や社会的成功者と結婚する例は少なくない。例えば女優の石原さとみは2020年、外資系金融機関に勤務する男性との結婚を発表し、大きなニュースとなった。

また、女優の菊川怜は2017年にカカクコムやクックパッドの社長を歴任した穐田誉輝氏と結婚。さらに観月ありさも2015年、建設関連会社を経営する実業家の青山光司氏と結ばれている。芸能界とビジネス界の接点は、会食や共通の知人を通じて生まれることも多く、日本ではこうした“セレブ婚”は一つの形として定着している。

しかし、お隣・韓国に目を向けると事情はやや異なる。韓国でもスターと実業家の結婚例は存在するものの、日本ほど頻繁に見られるわけではない。

2兆ウォン資産家にIT大手CEO

その代表的な例が、『宮廷女官チャングムの誓い』などで知られる、女優のイ・ヨンエだろう。2009年に結婚した夫のチョン・ホヨン氏は、シカゴ大学やイリノイ工科大学を卒業後、アメリカでキャリアを積んだ在米韓国人の実業家だ。かつてIT系の防衛産業メーカー「韓国レイコム」の会長を務め、韓国の通信ベンチャー業界を牽引した人物として知られる。その総資産は2兆ウォン(約2000億円)とも言われる。

イ・ヨンエ
(写真提供=OSEN)

また、ガールズグループAFTERSCHOOLのリーダーだったカヒもその一人だ。K-POP第2世代を象徴する女性スターの一人でもある彼女は2016年、ライフスタイルブランド「IncaseKorea」のCEOであるヤン・ジュンム氏と結婚した。当時、人気アイドルの元リーダーが企業経営者と家庭を築くというニュースは大々的に報じられ、“成功した女性スターの結婚”として話題になった。現在は芸能活動をセーブしつつ、家族とともに海外で生活する様子をSNSで発信している。

歌手のパク・ジユンも、韓国IT業界の成功者と結ばれた例として知られる。2000年にヒット曲『成人式』で一世を風靡した彼女は、韓国大手IT企業Kakaoの共同CEOを務めたチョ・スヨン氏と2019年に夫婦となった。Kakaoは韓国のインターネット産業を象徴する巨大企業であり、そのトップ経営者との結婚は、音楽界とIT業界のリーダー同士の結びつきとして大きな注目を集めた。

さらに直近の例として挙げられるのが、ガールズグループALICEのメンバーだったソヒだ。彼女は2024年、15歳年上の実業家男性との結婚を発表すると同時に、芸能界からの引退も表明。若いアイドルが結婚を機に引退を選択する決断は韓国でも驚きをもって受け止められた。K-POPアイドルが活動の絶頂期、あるいは若いうちに実業家と結婚する例は決して多くないだけに、そのニュースは極めて象徴的な出来事となった。

ただし、こうしたケースは韓国芸能界全体から見れば、決して「主流」とは言えない。背景には、韓国特有の強固な財閥社会の構造があると指摘されている。

ソヒ
(写真提供=OSEN)アイドル時代のソヒ

それを裏付けるデータもある。

ドラマはドラマ

企業調査会社「CEOScore」が財閥グループの婚姻関係を分析した結果、韓国の上流階級では「ビジネス家系同士の結婚」が世代を追うごとに増えていることが判明した。第2世代では34.5%だったその割合は、第3世代で47.9%に上昇し、第4・第5世代でも46.5%と高い水準を維持している。

一方、かつて一定数存在した政治家や官僚家系との結婚は近年、7%台まで減少したという。つまり韓国の財界では、結婚が単なる個人の恋愛以上に、企業ネットワークや資産を維持・強化するための「戦略的な結びつき」として機能している側面が強いのだ。

つまり韓国では、財界の婚姻圏がビジネス家系同士で固められていく傾向が強く、芸能人を含む外部からの“玉の輿婚”が成立する余地は、日本ほど広くないのである。

韓国ドラマでは、財閥の御曹司と一般女性が恋に落ちる“シンデレラストーリー”が定番だ。しかし現実世界において、その壁を突き破ることは容易ではなく、ドラマはあくまでもドラマなのだ。

一方の日本では、芸能界とビジネス界の距離が比較的近く、篠田麻里子の再婚のようなニュースが特別視されすぎない土壌がある。結婚という極めて私的な出来事さえも、日韓を比較すれば、その背後にある社会構造や階層意識の違いが、くっきりと浮かび上がる。

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《スポーツソウル日本版》

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