俳優チョ・インソンがSNSに投稿をした後、政治的な批判コメントが相次いでいる。為替相場に関する発言をめぐる議論がコメント欄に飛び火した。
先日、チョ・インソンはSNSに「6年の同行、ありがとう」という文章とともに、ある健康機能食品ブランドとの広告契約に対する感謝のメッセージを残した。しかし、この投稿は予想外の方向へと拡散された。
一部のネットユーザーは、過去の発言を持ち出して、政治的な質問を投げかけた。「ろうそく集会(尹前大統領の退陣を求めるデモ)に参加されたでしょう。今はどう思っているのか」というコメントには数百件の反応が寄せられた。
ほかにも、「為替レート(1ドル)1510ウォン(約170円)の感想をお願いする。なぜ今は何も言わないのか」というコメントも注目を集めた。
この過程で、「左派なのか」「左インソン」など、特定の政治的志向を決めつける表現まで登場している。単なる意見を超えたレッテルを貼るようなコメントが続き、コメント欄の雰囲気は急速に殺伐としたものとなった。
発端は、番組での発言だ。去る3月4日、チョ・インソンはMBC『ソン・ソッキの質問』(原題)に映画『HUMINT/ヒューミント』の宣伝を兼ねて出演し、「非常戒厳以降、ウォンが急騰して心配した」という趣旨の発言をした。その後、一部のネットユーザーがこれを問題視し、批判を浴びせたものと見られる。

過去のろうそく集会への参加をめぐる内容もともに拡散された。しかし、チョ・インソンが同集会に参加したという事実は確認されていない。それにも関わらず、コメント欄では事実かどうかとは無関係に、主張が続いているのだ。
その一方で、これを度が過ぎた批判と捉える人も少なくない。「おかしなネットユーザーが押し寄せたようだ」「憶測が過ぎる」という反応とともに、チョ・インソンを応援する意見も拮抗している。
実際、非常戒厳後のウォンは政治的な混乱により急騰した。経済指標は不確実性に敏感に反応するためだ。
そして最近のレートの上昇は、また別の背景を持つ。市場では、ドル高や世界的な緊張、原油価格の変動などが複合的に作用したものと分析されている。
結局、市場問題に対するチョ・インソンの一言は、政治的なレッテルと憶測によって汚染され、彼のコメント欄が荒れた。


