女優ハン・ソヒが、再びタトゥーで注目を集めている。
4月14日に公開した近況写真で、クロップド丈のトップスの下から骨盤付近のタトゥーがのぞいたためだ。
ハン・ソヒといえば、デビュー後に腕や首などに入っていたタトゥーを約2000万ウォン(約200万円)かけて除去したことで知られる。
それだけに今回も、ネット上では「本物なのか、タトゥーステッカーなのか」と関心が集まった。
入れても消しても話題に
興味深いのは、韓国スターをめぐっては、タトゥーそのものの是非以上に、入れる、消す、隠す、また見せる、その一つひとつがニュースになるということだ。
例えば女優ナナは、2022年に全身を覆うタトゥー姿で強烈な話題を呼んだ。本人は当時、「自分がやりたくてやったタトゥー」と説明し、個人的な選択だったと語っていた。

だがその後、2023年には一転して除去を進めていると明かし、「当時はメンタル的に大変で、私だけの感情表現だった」「今思えばバカみたい」と率直に振り返った。
しかも除去は一度や二度では終わらず、昨年1月には「半分に分けて30回以上消したと思う。今もまだ消している」と語っていた。同年10月になって、ようやく除去が完了したそうだ。
ナナのケースは、タトゥーが“個性”として消費される一方で、その後の後悔や痛み、除去の過程まで含めて話題になってしまうことをよく示している。
グループ1TYM出身の歌手ソン・ベッキョンもまた、別の形で同じ問題を見せた。
彼は昨年4月、自身に残っていた最後のタトゥー除去を始めたと報告し、それを「芸能人病の痕跡」と表現した。父親であり、夫であり、飲食店の社長でもあるいま、子どもたちに胸を張って「タトゥーはダメだ」といえるようになりたかった、というのが除去理由だった。

ここでもタトゥーは、単なる好みではなく、その人が今どんな社会的立場にいるのかと結びついている。
逆に、タトゥーを隠すでも消すでもなく、今も“自分のもの”として楽しんでいるスターもいる。
ハン・イェスルは、自身のYouTubeで12種類のタトゥーの意味を説明したことがあり、胸元の刀3本のタトゥーについても「力、勇気、保護されるという意味」と語っていた。年下恋人とのカップルタトゥーまで公開し、自分の人生や感情に寄り添うものとしてタトゥーを扱っている。

つまり韓国スターのタトゥーは、誰かにとっては過去の傷であり、誰かにとっては職業上の制約であり、また誰かにとっては今もなお愛着の対象なのだ。
その意味で、ハン・ソヒは最も象徴的な存在かもしれない。彼女はかつてタトゥーを消した理由について、「過去の私も今の私も変わらない。ただ、仕事を始めると制約が生じる。その変化に合わせて今の自分があるだけ」と話していた。

この言葉は、タトゥーをめぐるスターの現実をよく物語っている。
韓国社会全体でタトゥーが以前より大衆化しているとしても、スターにとっては依然として“職業的制約”の対象であり続けているからだ。だからこそ、消した後もまたタトゥーをステッカーで演出したり、今回のように本物かどうかわからない形で見せたりすると、それ自体が新たな話題になる。
しかも韓国スターのタトゥーは、本人のイメージや選択だけにとどまらず、時に別の騒動の火種にまでなる。
その代表例が、2025年末に浮上したBTS・JUNG KOOKとaespa・ウィンターの熱愛説だ。

オンライン上を中心に、2人の熱愛を裏付ける“3つの根拠”のひとつとして、似た犬の形のタトゥーが挙げられた。この熱愛説に対して所属事務所は否定も肯定もしなかったため、真相は定かではない。だが、タトゥーが“恋愛の証拠”のように扱われたことは印象的だった。
タトゥーは、身体装飾であると同時に、ネット上では簡単に“意味を読み込まれる材料”にもなりうるといえるだろう。
韓国スターにとってタトゥーは、入れても消しても話題になり、ときには別の騒動まで呼び寄せる引き金にもなる。つまりそれは、単なる装飾ではない。過去、現在、職業、感情、恋愛、そして世間の視線までを映し出す、“解釈され続ける記号”なのかもしれない。
■【画像】JUNG KOOKとウィンター、突然の熱愛説 カップルタトゥー?


