ガールズグループLadies' Code(レディースコード)出身のジュニが結婚した。
4月18日に行われた結婚式では、元メンバーのソジョンとアシュリーも駆けつけ、祝歌を歌った。
純白のドレス姿で笑顔を見せるジュニ、そしてその門出を祝うように歌う2人。映像だけを見れば、それは元ガールズグループの温かな再会であり、幸福な祝福の場に見える。
だが、Ladies’ Codeという名前を知る人にとって、この結婚式はただの“元アイドルの結婚ニュース”では終わらない。
なぜなら、この3人が並ぶ光景には、どうしてもそこにいない2人の存在が重なるからだ。

メンバー2人との突然の別れを経て
Ladies’ Codeは2013年にデビューし、『Pretty Pretty』『So Wonderful』『Kiss Kiss』などで愛された。
しかしグループが大きな注目を集めていた2014年9月、大邱(テグ)でのスケジュールを終えてソウルへ移動していた途中、メンバーたちを乗せた車が事故を起こした。ワゴン車が雨でスリップし、防護壁に突っ込んだ。
この事故でウンビさんが21歳で亡くなり、数日後にはリセさんも23歳でこの世を去った。リセさんは9時間に及ぶ大手術を受けたが、ついに意識を取り戻すことはできなかった。
あまりにも突然で、あまりにも重い別れだった。


その後、残されたアシュリー、ソジョン、ジュニの3人は、長い治療とリハビリを経て活動を再開した。
彼女たちは、ただ“3人組になったグループ”ではなかった。亡くなった2人を背負いながら、Ladies’ Codeという名前を守ろうとしたグループだった。
実際、彼女たちは事故後にウンビさんとリセさんを追悼する楽曲を発表し、「2人の分まで頑張る」と語ってきた。時間が流れても、その記憶が簡単に過去になることはなかった。
ソジョンにとっては、自分の誕生日である9月3日がウンビさんの命日でもある。過去の番組では、「午前にメンバーに会いに行って、夕方に誕生日パーティーをするなんておかしい」と、その複雑な胸中を初めて打ち明けてもいた。
だからこそ、今回のジュニの結婚式でソジョンとアシュリーが祝歌を歌い、しかも涙をにじませていたという事実には、自然と重みが宿る。

それは、単に仲の良い元メンバーが集まったという話ではない。長い時間をかけてようやくたどり着いた、ひとつの穏やかな瞬間のように見えるからだ。
今年3月、ソジョンはLadies’ Codeのデビュー13周年を迎え、5人全員が写った写真をSNSに投稿していた。そこには、すでにこの世にいないウンビさんとリセさんの姿もあった。Ladies’ Codeは今も、3人だけのグループとして記憶されているのではない。5人のグループとして、今も大切に抱えられている。

そんなLadies’ Codeだからこそ、ジュニの結婚はただの近況報告以上の意味を持つ。
悲劇を経験したグループのメンバーが、いまこうして人生の新しい節目を迎え、残された仲間たちがその場に立ち会い、涙ながらに祝福している。そこには、喪失を抱えたままでも人は生きていくのだという、静かな現実がある。
Ladies’ Codeは長く“悲運のグループ”として語られてきた。もちろん、その言葉が完全に消えることはないだろう。だが今回の結婚式が見せたのは、悲劇の中に閉じ込められた時間ではなく、その先へ進み続けてきた人たちの現在だった。
ジュニが花嫁となり、ソジョンとアシュリーが歌う。その光景がこれほど多くの人の胸を打つのは、Ladies’ Codeが失ったものの大きさだけでなく、それでもなお続いてきた絆の時間を知っているからなのかもしれない。
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